2025-02-26 コメント投稿する ▼
増山誠県議、百条委の非公開情報提供で離党勧告
百条委の非公開情報を提供
増山氏によると、昨年10月31日、県知事選の告示日に自ら立花氏に電話をかけ、神戸・三宮のカラオケボックスで面会。この際、百条委が選挙への影響を考慮し、同月25日に非公開で行った証人尋問の音声データを渡したほか、告発文書を作成した元西播磨県民局長(昨年7月死亡)に関する真偽不明の私的情報を記した自作のメモを手渡した。
音声データには、増山氏が録音したもので、片山安孝元副知事が告発文書を作成した元県民局長のプライバシー情報を話し、それが制止される場面が含まれていた。
記者会見で釈明も「公益性」を主張
増山氏は23日に記者会見を開き、百条委の取り決めに反した行為を謝罪したが、「県民が知るべき情報であり、発信は公益に資すると考えた」と述べ、情報提供の正当性を主張した。
一方、岸口氏は増山氏と1日違いの11月1日に、神戸市内のホテルで立花氏と面会。その場で、斎藤元彦知事を失職させた「黒幕」として、今年1月に亡くなった竹内英明前県議を名指しする文書が提供されており、岸口氏は「私から渡ったことは否定できない」と説明している。
他の維新県議にも波及
維新県議による立花氏への情報提供問題はさらに広がりを見せている。白井孝明県議(41歳)も昨年11月、立花氏に電話をしたことが判明しており、兵庫維新の会が処分の適否を検討している。