2025-02-23 コメント投稿する ▼
維新・増山県議、百条委の音声データ流出で離党 「申し訳なかった」と謝罪
増山誠県議、音声データ提供で離党届提出
兵庫県の斎藤元彦知事に関するパワハラ疑惑を巡り、日本維新の会の増山誠県議が、政治団体「NHKから国民を守る党(N党)」の立花孝志党首に百条委員会の非公開音声データを提供していたことが判明した。増山氏は2月23日、神戸市内で記者会見を開き、「外部流出はルール違反なので謝罪する。申し訳なかった」と述べ、23日付で維新に離党届を提出したことを明らかにした。
増山氏によると、提供したのは百条委員会での証人尋問の非公開音声データと、真偽不明の情報が記された文書だった。これらの内容には、パワハラ疑惑で批判を受けていた斎藤知事を擁護するものも含まれていた。増山氏は「斎藤知事を擁護する意図はなかった」と釈明しつつ、「立花氏の発信力があるため、県民が知ることができると思った」と提供の理由を説明した。
議員としての進退については「有権者の声を聞いて判断したい」と述べ、辞職の可能性も示唆した。記者会見には、同じく立花氏に文書や情報を提供した岸口実県議、白井孝明県議も同席し、それぞれ謝罪した。
維新の兵庫県組織は引き続き調査を進め、増山氏らに対する処分を検討するとしている。