2025-03-08 コメント投稿する ▼
【福岡県知事選】吉田幸一郎候補、県政転換を訴え 田村貴昭議員が応援演説
■吉田候補の政策と決意
吉田幸一郎候補は、現在の福岡県政に対し強い疑問を抱いている。特に、現職知事が推進する「ワンヘルス」事業に多額な予算が投じられていることに反発を示し、100億円もの県税が使われることに対して、「この金額を他の地域にもっと有効に使うべきだ」と批判している。また、福岡県民の生活向上を目指し、最低賃金の引き上げを訴え、早期に1500円を実現させることを目指している。吉田氏は「福岡県でも他県のように給食費無償化を実施できる」と話し、物価高騰に苦しむ県民を支援する政策を打ち出している。
■田村貴昭氏の応援
吉田候補を支援するために駆けつけた田村貴昭衆院議員は、福岡市内で吉田候補の政策を強調した。田村氏は「大企業や開発優先の県政運営はもう終わりにしなければならない」と述べ、現職知事が進める大規模開発計画や税金の無駄遣いを批判した。また、賃金引き上げのために中小企業支援を強化する必要があるとし、福岡県でも他県の成功事例を参考にすべきだと訴えた。
■市民の反応
街頭演説を聞いていた市民からも吉田候補への期待の声が上がった。79歳の女性は、「ワンヘルス事業にあれだけのお金を使うのは無駄だと思う。学校給食費の無償化の方が、ひ孫たちのためにもっと役立つ」と話し、吉田候補の政策を支持する意向を示した。高校2年生の男子生徒は、「ワンヘルスについて学校で習ったけれど、あんなに多額のお金が使われていることに驚いた」と語り、地域に必要な政策に重点を置いてほしいと感じているようだった。