2025-02-13 コメント投稿する ▼
桐生市職員2人、生活保護受領簿に無断で印鑑押印 女性らが刑事告発
告発の内容
告発された職員は、2023年10月から11月にかけて、生活保護を受けていた70代の外国籍女性の生活保護費の受領簿に、女性と同じ名字を持つ他人の印鑑を無断で押したり、偽造した文書を女性やその弁護士に見せたりした疑いがかかっています。女性らは、職員2人を私文書偽造や虚偽公文書作成の疑いで桐生警察署に告発し、先月28日に受理されました。
市の対応
桐生市の荒木恵司市長は、「詳細についてはまだ把握していないが、非常に重く受け止めている。警察からの捜査に協力するつもりだ」とコメントしています。
弁護士の意見
女性を支援する上村昌平弁護士は、今回の件以外にも文書偽造が疑われるケースがあるとして、「捜査によって事実が明らかにされることを希望している」と話しました。
背景と今後の動き
この問題は、桐生市において生活保護の不適切な支給が繰り返されていた事例の一つです。市の調査でも、印鑑を預かったり、本人の確認なしに勝手に書類に押印したケースが確認されています。今後の捜査結果に注目が集まる中、市の対応や関係者の証言に対する社会的な関心が高まりそうです。