2025-05-05 コメント投稿する ▼
東京都議選・練馬区で大激戦!14候補が争う定数7、共産党・とや英津子氏は無駄削減と福祉充実を訴え
東京都議選・練馬区、定数7をめぐる大激戦
東京都議選の練馬区(定数7)は、かつてない激戦区となりつつある。日本共産党の現職・とや英津子氏(61)をはじめ、14人の候補者が出馬を予定し、選挙戦は熾烈を極めている。
現職の自民党候補は裏金疑惑が浮上しているにもかかわらず、ビラなどには説明も謝罪も見られない。他方で、とや氏は「裏金問題の真相を明らかにし、再発防止に全力を尽くす」と明言。自民党、都民ファースト、公明、立憲民主、東京維新、れいわ新選組、参政党、国民民主、地域政党「再生の道」など、多様な政党が候補者を立て、競争は混戦模様だ。
有権者の声ととや英津子氏の訴え
とや英津子氏は、教育や福祉に注力してきた実績を強調し、都民の生活向上を掲げている。とりわけ学校給食の無償化やシルバーパスの負担軽減、痴漢ゼロの取り組みは評価されている。
一方で、有権者の動向にも変化が見られる。これまで日本共産党を支持していた有権者が、「今回はれいわ新選組に入れる」と表明する声も。各政党の支持基盤が流動化し、無党派層の行動が選挙結果を左右しそうだ。
街頭演説では、「福祉や暮らしにもっとお金を使ってほしい」と訴える高齢者の声や、「子どもの教育に熱心なとやさんを応援する」という支持も聞かれた。
都政の無駄遣いに批判、政策の明確化を求める声
区民の間では、都庁舎へのプロジェクションマッピングやお台場の巨大噴水計画など、都政の無駄遣いへの批判が高まっている。特に年金生活者からは「必要なところに予算を充てるべき」という意見が多く聞かれる。
こうした声に応え、とや氏は「無駄な事業を削り、都民の生活に役立つ政策を実現する」と強調。英語スピーキングテストの見直しを他野党に働きかけ、実現に向けた協力を得たこともアピールしている。
激戦の背景にある「都民の選択」
東京都議選は都民の生活に直結する政策を選ぶ場であり、今回の練馬区選挙はその縮図だ。各政党が候補者を送り込み、無党派層の行動次第で結果が大きく揺れる可能性がある。
とや氏は、「共産党が強くなれば都民の声を実現できる」とし、党練馬区議や支援者とともに街頭での訴えを強めている。4万8千票の得票目標を掲げ、再選を目指して全力を尽くしている。