2025-01-21 コメント投稿する ▼
宍粟市長選、現職福元氏が4選目指し立候補
福元氏は同市山崎町出身で、1972年に旧山崎町役場に入庁し、2005年の宍粟市発足後は教育部長や一宮市民局長などを歴任。2013年の市長選で初当選し、2021年の前回選挙では無投票で再選を果たした。
今回の選挙に向けて、福元氏は「次の10年、20年に向けていいスタートが切れるよう、先導役を担いたい」と述べ、地域医療の充実を掲げている。
特に、公立宍粟総合病院の新築移転計画を着実に進めることを強調し、若者の定着と活力あるまちづくりを進める意向を示している。
一方、同市議会議員の大畑利明氏(72歳)も立候補を表明しており、選挙戦は8年ぶりとなる。
大畑氏は市民と行政の信頼関係強化や、豊かな自然を生かした地域経済の活性化を掲げ、「若者や女性に選ばれるまちにしたい」と述べている。
両候補者は、それぞれの政策を通じて宍粟市の未来を切り開く意気込みを見せており、市民の関心が高まっている。
なお、公立宍粟総合病院の新築移転計画は、現病院の老朽化や狭あい化が課題となっており、2027年3月の開院を目指して進められている。
基本設計の見直しが行われ、建物の配置や各階の基本的なレイアウトが定められた。
今後は、より詳細な実施設計が進められる予定である。
このような背景の中で行われる市長選挙は、宍粟市の今後の発展に大きな影響を与える重要な選挙となる。