浅尾慶一郎環境相が小泉進次郎氏支持を表明

浅尾慶一郎環境相、小泉進次郎氏支持を表明

自民党総裁選（10月4日投開票）を前に、浅尾慶一郎環境相（60）が小泉進次郎農相（44）への支持を表明した。30日の記者会見で明らかにしたもので、総裁選の構図に影響を与える可能性がある。

支持理由は「平均賃金100万円増」公約

浅尾氏は、小泉氏が掲げる「2030年度までに平均賃金を100万円引き上げる」という目標を評価。「この政策が実現すれば国民の将来不安を解消できる」と強調した。環境相としての立場からも、成長戦略と国民生活の安定が連動することが必要だと訴えた。

ステマ問題には「公正であるべき」

一方で、小泉陣営がインターネット配信動画のコメント欄に称賛投稿を依頼していたとされるステルスマーケティング疑惑については、「あってはならないことだ。選挙は公平、公正に進めなければならない」と明言。支持を表明しながらも、陣営の不祥事に距離を置く姿勢を示した。

総裁選への影響

浅尾氏は、民主党政権時代に外務副大臣を務め、その後自民党入りした経歴を持つ。現在は環境相として閣僚ポストにある人物の支持表明は、小泉氏にとって党内外へのメッセージ性が強い。
ただ、ステマ疑惑を抱える中での支持拡大は、総裁選における信頼性の問題と表裏一体である。SNSでは「政策と人柄は評価するが公正性は守れ」との声が広がっている。

「浅尾氏の支持で勢いが増す」
「平均賃金100万円増は魅力的だ」
「ステマ問題を軽視してはいけない」
「公正性を欠けば支持できない」
「総裁選が国民不在のまま進むのは困る」

浅尾氏の支持表明は、小泉陣営にとって追い風である一方、疑惑対応の姿勢が問われる局面にもなっている。総裁選まで残りわずか、各候補の支持拡大戦略と政治姿勢が国民の注視を集めている。