2025-05-10 コメント投稿する ▼
広島から核なき未来へ、公明党が平和創出大会を開催 - 竹谷代表代行「平和の対話を進める」
核なき未来への誓い 広島で公明党が平和創出大会開催
公明党広島県本部のHIROSHIMA平和創出委員会(委員長:田中勝・広島市議)は5月10日、広島市内で「平和創出大会」を開いた。この大会には公明党の竹谷とし子代表代行、谷合正明核廃絶推進委員長(参院会長)、山口良治青年委員会副委員長、原田大二郎青年局次長(参院選予定候補)、向山宗子・長崎市議らが参加。被爆地・広島から核なき世界の実現を誓い合った。
被爆地から平和のメッセージ
大会冒頭、出席者らは広島市の平和記念公園を訪れ、原爆死没者慰霊碑と韓国人原爆犠牲者慰霊碑に献花。黙祷を捧げ、核兵器のない世界を目指す誓いを新たにした。竹谷代表代行は挨拶で、「分断を超えた対話こそが平和への道。広島、長崎、沖縄の歴史を学び、国際社会で平和対話を力強く進めたい」と力を込めた。
谷合正明氏は、公明党が5月9日に発表した「平和創出ビジョン」に言及。戦後80年、被爆80年という節目に「対立を乗り越え、平和の流れを生み出すことが必要」と強調し、核廃絶に向けた具体的な取り組みを進める姿勢を示した。
被爆体験を未来へ 平和教育の重要性
大会では、NPO法人ピースマインズヒロシマの川野登美子理事長が被爆体験を語り、その苦しみと核兵器の恐ろしさを来場者に伝えた。続いて長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)の中村桂子准教授が講演を行い、「核兵器は人類全体の問題。私たちはその悲劇を繰り返さないために、教育を通じて次世代に平和の意識を伝えていくべきだ」と訴えた。
ネットユーザーの反応
この平和創出大会に対し、ネット上ではさまざまな意見が寄せられている。
「被爆地からの声を世界に届けることが大切。平和は行動で示すべき。」
「若い世代が平和の大切さを学べる場はもっと増やすべきだ。」
「公明党の平和創出ビジョン、具体的にどう実現するのか期待したい。」
「核兵器廃絶は理想論ではない。現実の課題として取り組んでほしい。」
「平和のための対話はどんなに小さな一歩でも続けることが大事。」
核なき世界に向けた一歩
公明党が掲げた「平和創出ビジョン」は、核廃絶を目指すだけでなく、平和教育や国際的な平和構築を支援する包括的な取り組みを示している。被爆80年を迎えるこの年、被爆地から発せられた平和のメッセージがどのように具体化されるか、今後の動向に注目が集まる。