2026-03-25 コメント投稿する ▼
平井伸治鳥取県知事「おばさん」発言と議事録削除 苦しい釈明が招いた信頼失墜の全経緯
2026年3月18日、鳥取県議会の一般質問で鳥取県の平井伸治知事氏が飛ばした「おばさん」発言が、大きな波紋を呼んでいます。 平井氏は少子化対策として県内の子どもへの現金給付を提案した議員の一般質問に対して「東京にはすぐにやるおばさんがいるかもしれないが、鳥取は財政的にそういう環境にない」という趣旨の発言をしました。 しかし困惑しているのは、発言を聞いた多くの人々のほうではないでしょうか。
「特定の人に向けていない」は通じない
平井伸治鳥取県知事の「おばさん」発言と苦しすぎる釈明
2026年3月18日、鳥取県議会の一般質問で鳥取県の平井伸治知事氏が飛ばした「おばさん」発言が、大きな波紋を呼んでいます。
平井氏は少子化対策として県内の子どもへの現金給付を提案した議員の一般質問に対して「東京にはすぐにやるおばさんがいるかもしれないが、鳥取は財政的にそういう環境にない」という趣旨の発言をしました。発言の文脈から、東京都の小池百合子知事氏が念頭にあったとの見方が広がりました。
小池氏は同日の記者会見で「こうした『おじさん発言』をしているから、女性がその土地に希望を持てなくなるのでは」と不快感を示しました。さらに「トップとして、女性に対していろんな思いをどう伝えるかというのは、影響が大きい。よくご注意なさった方がよろしいのではないか」と苦言を呈しています。
「敬愛を込めた言葉」という釈明の苦しさ
問題の発言を受け、平井氏はどのように釈明したのでしょうか。
平井氏は2026年3月20日の取材に対し「人をさげすむような意味合いで使っているわけでは全くない。普通名詞的にどっかのだれかさんというときに、おばさんという情愛や敬愛を込めた言葉を使ったというのが真実だ。ある特定の人に向けて放った言葉では全然ない」と釈明しました。
しかし、「おばさん」という言葉をなぜ公式の議会答弁の場で使う必要があったのか、という根本的な問いには答えていません。東京の財政と鳥取の財政を比較したいだけであれば、「おばさん」という表現をあえて使う理由はどこにもないはずです。「特定の人に向けていない」と言えば言うほど、なぜそんな言い回しをしたのかという疑問は深まるばかりです。
さらに平井氏は「今回、いろいろと予期せぬ解釈や伝えられ方をされており、正直私も困惑している」とも述べています。しかし困惑しているのは、発言を聞いた多くの人々のほうではないでしょうか。
「敬愛を込めたって、そんな言い訳が通ると思ってるのが驚き」
「議会でわざわざ『おばさん』と言う必要がどこにあったの?意図がなければ出てこない言葉でしょ」
「知事がこんな感覚なら、鳥取に移住したい女性が減るのは当然では」
「釈明すればするほど傷口が広がってるの、ご本人は気づいてないのかな」
「『おばさんは敬愛の言葉』って、誰に対してもそう使えるなら議場で実演してみてほしい」
議事録削除という「証拠隠滅」的対応
この問題でもう一つ見過ごせないのが、発言の後処理です。
平井氏の答弁後、別の議員が「不適切な表現だ」として議事録からの削除を議長に要望しました。そして平井氏は自ら議事録からの削除を議会に申し入れ、これが認められました。
議事録とは、議会で何が議論されたかを公的に残す記録です。それを「不都合だから消す」という対応は、透明性という観点から大きな問題をはらんでいます。発言の内容が問題であるならば、削除ではなく正式な謝罪と撤回が筋です。削除によって「なかったこと」にするのは、記録を残すという議会制度の根幹を揺るがす行為と言われても仕方ありません。
鳥取県は男女共同参画に向けて積極的に取り組んでいると知られており、トップとしての姿勢が疑問視されます。女性活躍や男女平等を掲げながら、その旗振り役であるべき知事が議会でこのような発言をするというのは、自己矛盾そのものです。
「まんまと炎上商法にひっかかった」発言も物議
さらに、平井氏はこの騒動について「まんまと炎上商法にひっかかった」とも語ったと報じられています。この発言も問題の本質を理解していないと受け取られかねません。批判を「炎上商法」と表現することで、問題提起した側に責任を転嫁しているように聞こえるからです。
自ら発した言葉が議会で問題とされ、別の知事から苦言を呈され、全国メディアで報じられた。それでも「自分が悪かった」という姿勢が見えてこない点こそ、今回の騒動が収まらない根本的な原因です。
公人の発言は、その一言一言が政策や社会への態度を映す鏡です。「言葉は悪くない」と言い張るより、「なぜそう受け取られたか」を真剣に省みることが、知事としての責任ある態度ではないでしょうか。今回の一連の対応は、発言そのもの以上に、その後の釈明と議事録削除という「後始末」が、平井氏への信頼をさらに損なわせています。
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