2023-08-28
浦添西海岸の自然を守るための戦い—新軍港建設計画に反対する里道昭美さんの活動
沖縄県浦添市西海岸は、サンゴ礁に囲まれた浅い海「イノー」が広がる自然豊かな海岸です。この地域は、タツノオトシゴやクマノミなど多様な海洋生物が生息し、カサノリやジュゴンの好む海草類の藻場も存在します。また、モズクの収穫が可能な豊かな海域であり、2021年2月にはメダイチドリの群れが確認されるなど、生物多様性が高い場所です。
しかし、浦添西海岸では新たな軍港建設計画が進行中です。これは、米軍那覇軍港の移設を目的としたもので、埋め立てによる新軍港の建設が計画されています。この計画に対し、市民団体「浦添西海岸の未来を考える会」の世話人である里道昭美さんは、地域の自然環境や観光資源への影響を懸念し、強く反対の意向を示しています。
里道さんは、浦添西海岸の美しい夕日や豊かな海の生態系が沖縄観光にとって大きな財産であると指摘し、これらの環境を破壊してまで軍港を建設することに異議を唱えています。また、埋め立てを阻止するためには、環境影響評価に対して意見を提出し、声を大きくしていくことが重要だと述べています。さらに、「戦争につながる基地は絶対反対。この環境を子どもたちにこのまま残したい」との強い思いを語っています。
このような背景の中、里道さんは地域の自然環境を守るため、積極的な活動を展開しています。例えば、2023年8月27日には、日本民主青年同盟沖縄県委員会の職場班と共に、浦添西海岸でのフィールドワークを実施し、参加者に現地の自然の美しさと軍港建設計画の問題点を直接伝えました。参加者からは、「現場を見て実感を持って考えることが大事」「生きる場所を奪うことは許せない」などの感想が寄せられました。
また、里道さんは、釣り系ユーチューバーの「てるりん」さんやサーファーの「もーりー」さんと共に、浦添西海岸の埋め立て反対署名活動を行い、署名数は3万5000人を超え、4万人を目指して活動を続けています。彼らは、SNSを活用して広く反対の声を集め、政治的な影響力を高めることを目指しています。
2025-01-29 12:49:10(キッシー)
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