2025-03-17 コメント投稿する ▼
水野素子議員、物価高や防災庁新設など重要課題について政府に質問
■円安と物価高への対応
まず、円安の影響による物価高の問題が議論されました。水野議員は、電気・ガスのエネルギー支援が3月で終了することに対し、生活の厳しさが続く国民のために支援を延長するよう求めました。これに対して、資源エネルギー庁の担当者は、4月以降は電気使用量が減少するとしつつも、燃料輸入価格や電気料金の動向に注意を払っていくと回答するにとどまりました。
さらに、水野議員は円安の影響が輸出企業や株主に利益をもたらしている一方で、国民の生活が圧迫されている現状を指摘し、「政府が企業を優遇しすぎているのではないか」と批判しました。特に、企業団体献金が政治を歪め、格差を広げる原因の一つだとして、これらの献金の廃止を検討すべきだと訴えました。
■防災庁の新設
近年、自然災害が多発していることから、水野議員は防災庁の新設を提案しました。専任の機関を設立することで、災害への対応をより迅速かつ効果的に行うことができるという考えを示しました。
■教育予算と産学連携の強化
教育の質を高めるためには予算の増額が不可欠だと指摘した水野議員は、さらに産学連携の強化が重要であると述べました。産業界と教育機関が協力することで、学生に実践的な教育を提供し、就業機会を増やすことができると主張しました。質の高い教育の無償化を目指すためには、このような取り組みが求められるとのことです。
■自転車の車道通行に伴う危険性
自転車の車道通行が義務化される中、その安全性が懸念されています。水野議員は、自転車専用レーンの整備や、運転者への交通安全教育を強化する必要があると述べました。自転車が安全に通行できる環境作りが急務だと訴えました。