2025-01-27 コメント投稿する ▼
酒井庸行議員、裏金事件で初の弁明「還付金把握していなかった」
■主なポイント:
ノルマの認識と還付金の不知:酒井議員は、「私自身、ノルマがあることは知っておりましたが、還付については把握しておらず」と述べ、パーティー券販売のノルマは認識していたものの、還付金の存在については知らなかったと説明しました。
事務所担当者の対応:事務所の担当者が、翌年以降のノルマの不足分に充てていたと釈明しました。
国民への謝罪:「国民の政治不信を招いた」と謝罪し、再発防止に努める意向を示しました。
この問題は、旧安倍派や二階派など自民党の複数の派閥で、パーティー券の販売ノルマを超過した収益を議員個人に還付し、その一部を収支報告書に記載しない「裏金」として扱われていたことが明らかになったものです。
酒井議員の弁明は、公の場での初めての説明となり、政治倫理審査会での議論が注目されています。
この問題を受けて、自民党内では党紀委員会が開催され、関連する議員39人に対して離党勧告を含む処分が決定されました。
また、2024年6月19日には、政治資金規正法の改正案が成立し、収支報告書への議員本人の確認書添付義務化や、パーティー券代金の銀行口座振込限定など、透明性確保のための措置が講じられました。