2025-03-04 コメント投稿する ▼
SNS投稿を巡り高見千咲議員に辞職勧告相当の決定
姫路市議会の高見千咲議員に関する政治倫理審査が行われ、同議員のSNS投稿が不適切と判断され、辞職勧告相当の措置が取られることが決定した。 審査会は市議会に対し、同議員への辞職勧告を求める結果を全会一致で可決した。 政治倫理審査会は高見議員に対して、投稿の根拠となる情報提供者についての詳細な開示を求めたが、議員はメールで「情報提供者が不利益を被る可能性があるため、開示はできない」と回答。
問題となったSNS投稿
高見議員は、2024年の兵庫県知事選に関連して、SNSのX(旧Twitter)に「兵庫県警の内部では、特定候補の応援をするように通達されていた」と投稿。この内容が事実かどうかに関して疑念が生じ、議会内で問題視された。
情報提供者の保護
政治倫理審査会は高見議員に対して、投稿の根拠となる情報提供者についての詳細な開示を求めたが、議員はメールで「情報提供者が不利益を被る可能性があるため、開示はできない」と回答。このため、審査会は証拠が不十分であるとの判断を下し、辞職勧告を求めることとなった。
高見議員の今後
審査会は、議会に提出する審査結果の中で、高見議員には「辞職勧告が相当」と明記することを可決。今後、市議会がこの勧告をどのように受け止め、実行するかが注目される。
議員としての責任感と反省
一方、高見議員には、政治倫理を重んじた議員活動を行ってきたという一面もある。若干の過ちがあったとしても、今後の活動においてしっかりと責任を果たし、地域社会に貢献する姿勢を貫いていくことが期待される。