2025-04-06 コメント: 3件 ▼
「しゃべるな、議員失格だ」 宮沢博行氏が商品券問題で苦言
問題となっているのは、石破総理が自民党の当選1回議員に対し、1人あたり10万円分の商品券を配布していたという一件だ。政治資金ではなく、あくまで「お祝い」のような意味合いとされているが、国民感情との乖離が問われている。
番組内で「ご自身も商品券をもらったことがあるか」と問われた宮沢氏は、「記憶にございます」とあっさり認めた。ただし、「総理からもらったかどうかまでは覚えていません。いろんな方からいただいたので」と、出所については曖昧なまま言葉を濁した。
そのうえで、宮沢氏は「これは他の議員に言いたいんですが、総理から何かをもらったなんて話しちゃダメです。いろいろな力が働くし、それを言ってしまうのは議員として失格。最低限のマナーとして“しゃべるな、しゃべるな”なんですよ」と、議員としての“礼節”を強調した。
この発言に対して、共演していた元衆院議員の宮崎謙介氏も「確かに商品券はよく飛び交っている。誰からもらったかは何人か覚えてるけど、正直“気づいたらポンと机に置いてあった”みたいな感覚」と語り、政界での“慣習”を暗に認めた。
さらに宮崎氏は、「10万円という金額だけを見ると大きいけれど、国会議員ってのは、複数の秘書を雇っている中小企業の社長みたいなものでしょう。そう考えたら、そんなに非常識な額でもない」と、一定の理解を示した。
一方で、政治ジャーナリストの青山和弘氏は、「そもそも、普通の感覚では誰かから商品券をもらうなんてことはない。お土産感覚で配られるというのは、一般国民からしたら驚きです」とコメント。「庶民感覚に訴えるテーマであり、だからこそ大きな反響を呼んでいるのだろう」と分析した。
この商品券配布の話題は、現在の政権運営や政治倫理を問う格好の材料となっており、テレビ番組やネットメディアでも連日取り上げられている。BS日テレの「深層NEWS」でも、商品券問題のほか、政倫審や内閣不信任案など、与野党の攻防にからめて取り上げられた。
- 石破総理が新人議員に10万円の商品券を配布していたとの報道。
- 宮沢氏は「もらった記憶はある」が「誰からかは覚えていない」と曖昧な答え。
- 「総理から何かもらったなんて、口にするのは議員失格」と厳しく批判。
- 宮崎謙介氏は「商品券は慣習」としつつ、金額には一定の理解を示す。
- 青山和弘氏は「庶民感覚とズレている」と指摘。