2025-05-25 コメント投稿する ▼
橋下徹氏、吉野敏明氏の「性接待疑惑動画」に法的措置へ 500万再生の拡散に怒り爆発
橋下徹氏が激怒、名誉毀損で法的措置へ
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、日本誠真会の吉野敏明党首に対して、名誉毀損で訴訟を起こす意向を表明した。きっかけは、吉野氏が橋下氏に関する“性接待”疑惑を含む街頭演説動画をSNSに投稿し、それが500万回以上も再生されていることだった。橋下氏は25日、自身のX(旧Twitter)に「面倒くさいけど名誉毀損で訴える」と書き込み、怒りをあらわにした。
投稿の中で橋下氏は、「編集された動画かと疑ったが、本人が拡散しているので確定」と断言し、虚偽の発言を見過ごせないと明言。「こんな人間が政治家になるなんて、納税者として我慢できない」と強い憤りを示した。
街頭演説の中身と橋下氏の反応
問題の動画は、吉野氏が街頭演説で語った内容を録画したもの。演説の中で吉野氏は、橋下氏や日本維新の会の関係者が中国から性的な接待を受けたと主張。「最初に行ったのは橋下徹さん。今では維新まるごと接待されてる」などと話し、聴衆を驚かせた。
これに対し橋下氏は、「信じがたいレベルの作り話」とし、法的措置で対抗する構えを見せている。
維新幹部も「事実無根」と反論
日本維新の会の岩谷良平幹事長も24日、自身のSNSでこの問題に反応。「完全なデマであり、看過できない。党として厳正に対応する」と明言した。維新側としても党の信用に関わる重大問題と受け止めており、法廷での争いに備える構えを見せている。
吉野氏は「訴状、待ってます」と応戦
一方で吉野氏も引く気配はなく、橋下氏の投稿を引用する形で「徹底的に受けて立ちます。やっていないことを証明してください。訴状、待ってます」と挑発的な姿勢を見せている。
この応酬はSNS上でも注目を集めており、7月の参院選を前にした“舌戦”はさらに過熱する様相を呈している。
SNSでの声も二分
この話題はX(旧Twitter)やFacebookなどのSNS上でも大きく取り上げられ、意見は賛否両論に分かれている。
「橋下さん、法的にしっかりやってほしい。放っておくとデマが一人歩きする」
「吉野さんの発言、証拠はあるの?事実なら大問題だけど」
「選挙前に炎上商法で注目を集めたいだけでは?」
「橋下氏が訴訟を起こすのは当然。放置したら風評被害が広がる」
「政治家同士が言い争いしてる場合じゃない。本質的な政策議論をしてほしい」
選挙戦への影響と今後の焦点
吉野氏は参院選全国比例区への出馬を表明しており、今回の発言が「注目狙い」ではないかとの見方もある。一方、橋下氏はすでに政界を離れているが、その影響力はいまだ絶大で、訴訟という形で事実関係を明らかにする姿勢が、政治と情報の信頼性を問う一石となる可能性もある。
今回の名誉毀損をめぐる動きは、ネット時代における発信の責任と影響の大きさを再認識させるものとなった。