2025-07-05 コメント投稿する ▼
吉良よし子氏が小金井で訴え「誰ひとり取り残さない政治を」 差別と分断にNOの声広がる
差別・分断に抗する政治を目指して
7月5日、東京都小金井市・武蔵小金井駅前に日本共産党の吉良よし子参院東京選挙区候補が立ち、党書記局長の小池晃参院比例候補とともに街頭演説を行った。吉良氏は「誰かの尊厳を踏みにじるような政治が横行している今だからこそ、誰ひとり取り残さない政治が必要です」と力強く訴え、聴衆の共感を呼んだ。
演説では、政党や候補者による外国人差別や女性蔑視発言が公然と繰り返されている現状を厳しく批判。「誰かへの憎悪を煽ることで票を得ようとする政治の行き着く先は、すべての人の尊厳が奪われる社会だ」と警鐘を鳴らした。
「吉良さんの訴え、心に刺さった」
「差別に沈黙する政治家が多い中で、ちゃんと声をあげてくれる」
「私は私のままで生きていいんだって思えた」
「誰かを切り捨てる政治、もう終わらせたい」
「多様性を守るって、きれいごとじゃなくて実際に必要なこと」
こうした声は、現場で拍手を送った市民だけでなく、SNSでも次々と拡散されている。演説を直接聞けなかった人々の間にも、吉良氏のメッセージは確実に広がっている。
「あなたがあなたであることを守る政治」
吉良氏が強調したのは、「政治は、一人ひとりの尊厳を守るためにある」という基本的な理念だ。経済や安全保障以前に、「あなたがあなたであることを大切にできる社会」をつくることが、政治の根幹であると語った。
また、LGBTQ、外国人、シングルマザー、非正規労働者など、社会的に声を上げにくい立場にある人たちの声に寄り添い、「差別も抑圧も見過ごさない」と明言。社会の隅々にまで優しさと公平さを届ける政治をつくるため、「東京選挙区で勝たせてほしい」と呼びかけた。
「“あなたのままでいい”って言葉、涙出た」
「人を憎ませる政治より、人を大事にする政治を」
「共産党の中で吉良さんは希望だと思う」
「格差も差別も、声を上げる人がいないと消えない」
「声をあげる勇気、もらえました」
共感広がる「現場とつながる政治家」
応援に立った「インボイス制度を考えるフリーランスの会」の小泉なつみさんも、吉良氏の姿勢を「市民と伴走する政治家」と評し、「政府・与党の不正を正し、差別や格差に立ち向かう政治にこそ希望がある」と支持を訴えた。
インボイス制度や物価高の問題で打撃を受けている個人事業主、フリーランス、子育て中の家庭など、多くの市民が「声なき声」を無視されてきた。吉良氏はそうした声を国会に届け続けてきた実績を持つ候補者である。
聴衆の一人は、「この人なら信じて任せられる」と語り、別の若者は「選挙って、こういう人を選ぶチャンスなんだと気づいた」と話していた。
小池晃氏とともに「自民政治終わらせよう」
この日、共にマイクを握った小池晃書記局長は、消費税減税の必要性や自民党政権の経済失政を批判しつつ、「東京選挙区は吉良よし子、比例代表は全国どこでも共産党で、新しい政治を一緒につくろう」と訴えた。
吉良氏も「女性も若者も外国人もLGBTQも、誰一人として犠牲にされない社会を」と呼びかけ、最後まで聴衆に向けて丁寧に手を振った。
東京の街角で、差別と分断ではなく、尊厳と共生を掲げる政治が動き出している。