2025-01-17
アイヌ語話者育成のための予算確保 政府の新たな取り組み
2025年度予算案において、文化庁はアイヌ語話者の育成を目的とした予算を初めて計上しました。これは、日本共産党の紙智子参院議員が提出した「アイヌ施策推進法の見直しに関する質問主意書」に対する政府の答弁を受けたものです。
【アイヌ語の現状と課題】
アイヌ語は、ユネスコが「消滅の危機にある言語」として認定しており、話者数は極めて少ない状況です。そのため、アイヌ語の保存と継承は喫緊の課題となっています。
【政府の取り組み】
政府は、アイヌ語の保存と継承に向けた取り組みとして、以下の施策を進めています。
アイヌ語アーカイブの作成:アイヌ語の資料を収集・保存し、後世に伝えるための基盤を整備しています。
アイヌ民族文化財団を通じた指導者や話者の育成:専門的な知識と技術を持つ指導者を養成し、地域社会でのアイヌ語教育を推進しています。
【紙智子議員の質問主意書と政府の答弁】
紙智子議員は、アイヌ語話者の育成に関する具体的な計画や予算の確保を求める質問主意書を提出しました。これに対し、政府は以下のような答弁を行いました。
意見交換会の開催:北海道や東京でアイヌの人々との意見交換会を開催し、施策の推進に向けた意見を収集しています。
教育活動の推進:アイヌの歴史や文化に関する教育活動や人権啓発活動を実施し、社会全体の理解を深めています。
2025-01-17 11:10:23(植村)
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