2025-03-13
鈴木宗男氏、鈴木法相に苦言『人としての矜持が必要だ』
13日の参院法務委員会で、無所属の鈴木宗男議員が鈴木馨祐法務大臣に対して、所信表明について厳しい批判を行った。鈴木議員は、法務省の姿勢に強い不満を抱き、特に冤罪問題への対応について触れなかったことを問題視した。
■所信表明が昨年の内容と重複
鈴木議員は、鈴木法相の所信表明が昨年の臨時国会での内容とほぼ同じであることを指摘。特に注目すべきは、袴田巌さんの再審無罪が確定した事件や、それに関連する法務省の検証結果が一切言及されていなかった点だ。鈴木議員は、「冤罪が多い現状で、検察改革や冤罪問題への反省が所信に含まれているべきだ」と強調し、鈴木法相にその姿勢を求めた。
■鈴木法相の返答と議論
鈴木法相は、検察への適切な指揮監督が自分の役割であり、国民の信頼を損ねることがないよう努めていると説明。しかし、鈴木議員はそれに対し、「なぜ所信に冤罪問題を入れなかったのか」と繰り返し問いかけ、鈴木法相の答弁に物足りなさを感じている様子だった。
■政治家としての矜持を求める鈴木議員
その後、鈴木議員は鈴木法相に対し、「政治家としての矜持が大事だ。あなたには期待している部分がある」と語りかけた。具体的には、「戦後70年の歴史の中で、30代で大臣になった政治家は6人、40代で大臣になったのは74人。その中であなたもその一人だ」とし、自身の経験を交えながら鈴木法相に対して将来の指導力を期待した。
また、鈴木議員は自身が40代で閣僚となった際に直面した困難を振り返り、鈴木法相にも同じように「役所の答弁をただ読んでも意味がない。国民の声をしっかりと聞いてほしい」と訴えた。
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2025-03-13 18:07:05(先生の通信簿)
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