2025-05-26 コメント: 2件 ▼
「NHK党」が再び「NHKから国民を守る党」へ会派名変更 繰り返される名称変更に有権者は困惑
再び「NHKから国民を守る党」へ わずか11日で会派名変更
参議院の少数会派「NHK党」が、5月26日付で会派名を「NHKから国民を守る党」に戻したことが明らかになった。実はこの会派名、5月15日に「NHK党」へ変更したばかりだった。今回の“出戻り”について、党関係者は「議員本人の判断」と説明している。
かつて政党として活動していた「NHKから国民を守る党」は、NHKの受信料制度に異議を唱えることを最大のテーマに掲げ、2019年には国政に議席を得るまでに至った。しかしその後は、党内対立や度重なる名称変更が続き、近年は世間の関心からも遠ざかりつつある。
目まぐるしい名称変更と路線の混乱
この政党の特徴のひとつが、名前の変遷の多さだ。「NHKから国民を守る党」から「NHK党」、「政治家女子48党」、「みんなでつくる党」など、わずか数年で何度も看板を掛け替えている。背景には、立花孝志氏と大津綾香氏の間で党運営を巡る主導権争いがあるとされ、政治団体としての方向性もたびたび揺れ動いてきた。
有権者の疑念高まる中、ネットでは厳しい声
一連の名称変更劇に、SNSユーザーからは冷ややかな声が多く寄せられている。
「もう政党の看板替えは飽きた。中身を見せてほしい」
「名前を戻したからといって、信頼が回復するわけではない」
「“守る”とか言ってるけど、党内すら守れていないのでは」
「政治をパフォーマンスにしないで」
「そろそろ真面目に国会で働いてくれ」
こうした声は、同党に対する国民の関心が“期待”から“疑念”へと移ったことを象徴している。
信頼回復への道は遠い
議席を維持するための戦略なのか、政治的なメッセージを示したかったのか。その真意はともかく、頻繁な名称変更は有権者の混乱を招くだけでなく、信頼性を損なう要因になっている。元に戻しただけで失った支持が戻るわけではないという厳しい現実が、今後の党の行方を左右することになりそうだ。