2025-02-02 コメント投稿する ▼
千代田区長選、樋口高顕氏が再選 投票率は過去最低の39.11%
樋口高顕氏の経歴
1982年8月9日、長野県長野市生まれ。
巣鴨中学校・高等学校、京都大学法学部卒業。
大学在学中、小池百合子氏の地元事務所でインターンを経験。
電通国際情報サービスに7年間勤務後、台湾大学大学院へ留学。
2017年、都民ファーストの会公認で東京都議会議員に初当選。
2021年、千代田区長選挙で初当選。
選挙戦の焦点と公約
樋口氏は1期目の実績として、首都直下地震対策の推進やコロナ禍からの復興、子育て支援、シニア支援などを強調した。2期目の公約としては、物価高対策として中高生への月1万5000円の手当新設を掲げた。
再選後の抱負
再選が決まり、樋口氏は「2期目も現場主義を徹底し、行政サービスを一人一人の手に届けていきたい」と述べた。また、コロナ禍対策や官製談合事件への対処が評価されたとし、「区民の満足を得られる取り組みを進めた結果、評価をいただいたと考えている」と語った。
対立候補の主張
佐藤沙織里氏:YouTube登録者数約30万人の公認会計士・税理士で、「千代田を日本一税金の安い減税特区にする」と訴え、SNS上で大きな反響を得た。
浜森香織氏:元区議で、官製談合事件に触れ「原因を解明し、利権構造を払拭する」と訴えた。
しかし、いずれも樋口氏には及ばなかった。
今回の選挙では、投票率が過去最低の39.11%となり、有権者の関心の低下が課題として浮上した。