2025-10-14 コメント投稿する ▼
石原伸晃氏が実名告白、野党連合のキーパーソンは玉木雄一郎氏も陰の主役は野田佳彦氏
国民民主党の玉木雄一郎代表が立憲民主党に政策の一致を求めたことについて私見を述べ、野党連合の陰の主役は野田佳彦氏だと指摘しています。 内閣総理大臣を務める覚悟がありますと2度繰り返した上で、立憲民主党に対し、政策の一致を求めています。 立憲民主党の流れをくんでいる旧社会党は、自衛隊は憲法違反だと、非武装中立まで言っていた政党ですと指摘しています。
国交相や自民党幹事長など要職を歴任し、2025年6月に政界引退を発表した元衆院議員の石原伸晃氏が10月14日、日本テレビ系情報ライブミヤネ屋にリモート生出演しました。国民民主党の玉木雄一郎代表が立憲民主党に政策の一致を求めたことについて私見を述べ、野党連合の陰の主役は野田佳彦氏だと指摘しています。
玉木氏が総理の覚悟表明
玉木氏は10月10日、自民党の高市早苗総裁に対し公明党の斉藤鉄夫代表が連立政権離脱を伝えた会談の直後のタイミングで自身のXを更新しました。内閣総理大臣を務める覚悟がありますと2度繰り返した上で、立憲民主党に対し、政策の一致を求めています。
国民民主党と立憲民主党の政策をめぐっては、安全保障や原発などが争点となります。国民民主側は安全保障について現行法制を前提に自衛のための反撃力保持を主張しています。一方、立憲民主側は現行の安保体制について、違憲部分の廃止を主張しています。
「野田さんなら村山の前例があるから現実的かも」
「立民左派を抑えられるのは野田さんしかいない」
「石原さんの分析は的を射てる、さすが元自民幹事長」
「玉木さんは表舞台、野田さんが裏で動くパターンか」
「結局ドロ船にも野党連立にも乗らない玉木さんが賢明」
野田氏が陰の主役と分析
石原氏は野党連合について、キーパーソンは玉木さんって言われてますけど、陰の主役は野田さんだと思いますよと切り出しました。立憲民主党の流れをくんでいる旧社会党は、自衛隊は憲法違反だと、非武装中立まで言っていた政党ですと指摘しています。
そこの党首である村山富市氏が自民党、さきがけ、社会党の連立政権、小沢一郎氏とけんかして出てきて政権ついたと振り返りました。我々も一番心配してたのは、自衛隊を合憲でないと言ったら、すぐ破談になると思ってたと当時の状況を説明しています。
村山首相の前例に言及
石原氏は、最初の所信表明だったと思うんですけど、村山首相が自衛隊は憲法違反ではない、合憲でありますってやった時に、やっぱり議場がうぉーってすごい熱に冒されたぐらいの出来事だったと当時を回想しました。
野田氏の気持ちも分かりますよと述べ、左派の人間を40人ぐらい自分たちのところに抱き込まないと、政党が運営できないと説明しました。でも村山さんでさえ非武装中立から自衛隊は合憲だと、脈々とそういう血脈を受け継いでいる立憲民主党の党首ですからと指摘しています。
それをやったら野党の連合っていうのは十分考えられると思いますと語りました。これは村山政権の前例があるため、野田氏なら立憲民主党内の左派を説得できる可能性があるという分析です。
政局は混沌の様相
10月14日は会談デーとなり、午前には国民民主党の玉木雄一郎氏が記者会見を行いました。午後1時半からは自民党の鈴木俊一幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長が会談しています。
午後3時からは自民党の両院議員総会・懇談会が開催されました。午後5時からは立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3幹事長が会談する予定です。また、公明党と国民民主党の幹事長会談も行われる予定です。
玉木氏は10日のXで、政権を担うとは、我が国に起こるすべてのことに責任負うことですと強調しました。物価高騰対策はするけど、安全保障政策は脇に置いてお休みです、はいかないからですとし、トランプ大統領も今月末には日本にやって来ますと指摘しています。
私は内閣総理大臣を務める覚悟がありますと繰り返し、だからこそ、曖昧にしてはならない国家運営の基本政策の一致を求めているのですと持論を述べています。この投稿は、公明党が連立離脱を伝えた直後のタイミングで行われました。