松川るい氏、誹謗中傷対策提案「気分害された方、すいません」釈明

2025-02-03

松川るい氏、誹謗中傷対策提案「気分害された方、すいません」釈明

自民党の松川るい参議院議員は、1月26日に自身のブログ「誹謗中傷大国ニッポン~そろそろいい加減にしよう~」を公開し、SNS上の誹謗中傷問題に対する対策を提案した。このブログは、SNS上での誹謗中傷を即座に発信者を特定することや、PV数を稼ぐビジネスモデルの廃止などを含む4つの対策を提案し、一定の反響を呼んだ。タイトルはX(旧ツイッター)のトレンド入りを果たすなど、注目を集めた。

しかし、同年2月2日に放送されたTBSの情報バラエティー番組「サンデージャポン」に出演した松川氏は、ブログのタイトルについて「ちょっと刺激的過ぎたかと思っている。気分を害された方はすいません」と釈明した。また、番組の司会者から「街頭インタビューの回答で『いうことは正しいが、あなたが言うな』『ギスギスした社会にしたのは自民党だ』など厳しい声が挙がっている」と問われると、「まるごと真摯に受け止めたい」と強調した。

松川氏は、SNS上の誹謗中傷を巡って、2023年7月に党女性局のフランス研修でエッフェル塔の前でおどけたポーズを取った写真を公開し、批判を浴びた経緯がある。松川氏は「研修後すぐに公式のも、個人のもブログで報告書を出したが、いまだに『出していない』といわれ続けている。誤情報に基づくイメージで、こういう風に批判をいただいているなら、すごく悲しい」と語った。

SNS上の誹謗中傷を理由に昨年11月に辞職した前兵庫県議が今年1月に死亡したことなどを挙げて、松川氏は「これ以上、顔を知らない他人から投げつけられた言葉で命を落とす人が出てほしくない」と訴え、「匿名で誹謗中傷し放題のシステムを解決しないと、なかなかなくならない」と指摘した。

松川氏の提案した4つの対策は以下の通りである。

誹謗中傷したら即座に発信者を特定:現在の開示請求は時間がかかりすぎるため、発信者を迅速に特定できるようにする。

PV数を稼ぐビジネスモデルの廃止:PV数を稼ぐビジネスモデルをやめ、本人に取材もしていない「こたつ記事」については、本人から申し出があれば即刻削除することを義務付ける。

オールドメディアの責任強化:紙媒体や地上波放送局は、ネット上の言説について独自取材や判断を厳正に行い、盲目的な後追い記事を書かないようにする。

ネット上の誹謗中傷の心理的影響の周知:ネット上の誹謗中傷を浴び続けた場合にどのような心理的経過を辿って闇に堕ちていくのかを、精神病や心理学などの専門家による解説を広く世の中に知らしめ、世の中の常識とする。


松川氏の提案は、SNS上の誹謗中傷問題に対する真摯な取り組みとして評価される一方で、その実現に向けては多くの課題が残されている。

2025-02-04 11:23:45(キッシー)

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