2026-02-08 コメント投稿する ▼
中道・野田共同代表「万死に値する」公示前172から49議席へ壊滅的敗北
2026年衆議院選挙で壊滅的な敗北を喫した中道改革連合の野田佳彦共同代表は8日夜、東京都港区のホテルに設置された開票センターで記者会見し、「これだけの大敗を喫したのは、私の責任が極めて大きい。万死に値する」と述べました。公示前の172議席から49議席へと大幅に議席を減らし、当選者への花付けが見送られるなど開票センターは重々しい雰囲気に包まれました。野田氏は辞任を表明する見通しです。
公示前172議席から49議席へ大幅減
中道改革連合の野田佳彦共同代表は、8日投開票の衆院選で壊滅的な敗北を喫する見込みとなったことを受けて、記者会見で「これだけの大敗を喫したのは、私の責任が極めて大きい。万死に値する」と述べました。
中道改革連合は公示前の172議席から49議席へと大幅に議席を減らしました。立憲民主党と公明党が合流して結成した新党戦略は完全に失敗に終わりました。比較第一党を目標にしていましたが、それどころか公示前の議席を大きく下回る結果となりました。
東京都港区のホテルに設置された中道改革連合の開票センターは、当選者への花付けが見送られるなど、重々しい雰囲気に包まれました。野田氏は「民意を厳粛に、謙虚に受け止めなければならない」と、力なく語りました。
重鎮が相次いで落選
中道改革連合は枝野幸男氏、安住淳氏、小沢一郎氏、岡田克也元外相など、党の重鎮が相次いで落選しました。立憲民主党時代から党を支えてきた大物議員が次々と議席を失う事態となりました。
枝野氏は埼玉5区で自民党新人に敗れ、比例北関東ブロックでも復活できませんでした。1993年の初当選以来11回当選してきた重鎮が、初めて議席を失いました。
岡田克也元外相は三重3区で敗北し、「政策議論なく残念な選挙」と語りました。枝野氏は「力不足、申し訳ない」と深く一礼しました。これらの重鎮の落選は、中道改革連合の惨敗を象徴するものとなりました。
「野田さん、万死に値するって、相当責任感じてるな」
「立憲と公明の合流、完全に裏目に出た」
「公示前172議席から49議席って、3分の1以下じゃないか」
「重鎮が次々落選、党の存続も危うい」
「新党戦略が失敗、執行部刷新は避けられない」
立憲民主党と公明党の合流が裏目
中道改革連合は、2024年衆院選で大敗した立憲民主党と公明党が合流して結成されました。野党第一党として自民党政権に対抗する狙いでしたが、党名や政策について無党派層への浸透に手間取りました。
公明系候補28人が全員比例代表の名簿上位で処遇されたことに、立憲民主党系の不満がくすぶっていました。十分な議論を経ずに公明党との合流を急いだことが、党内の不協和音を生みました。
野田氏ら一部の元立憲民主党幹部が合流を主導しましたが、結果的にこの戦略は失敗に終わりました。中道改革連合の敗因として、新党戦略の拙さが指摘されています。
自民党の圧勝と対照的な惨敗
自民党は今回の衆院選で戦後最多となる316議席を獲得し、単独で衆院の3分の2を超える議席を確保しました。高市早苗首相の高い支持率による「高市人気」が自民党全体を押し上げました。
自民党は1都30県の小選挙区で議席を独占しました。高市首相が応援演説に入った53小選挙区では47勝6敗という圧倒的な成績を収めました。
中道改革連合の惨敗は、自民党の圧勝と対照的です。保守色の強い高市政権への対抗軸となることを目指していましたが、「平和国家の道をこれからも歩く中道の政治が必要だ」という訴えは有権者に届きませんでした。
野田氏は辞任を表明する見通し
野田氏は選挙前、敗北すれば「重大な政治判断をしたい」と進退に言及していました。今回の壊滅的な敗北を受けて、辞任を表明する見通しです。
野田氏は民主党政権時代の2011年から2012年にかけて首相を務めました。その後、民進党代表、立憲民主党の幹部を経て、中道改革連合の共同代表に就任しました。
しかし、立憲民主党と公明党の合流を主導した新党戦略は失敗に終わり、党の存続も見通せない状況となりました。野田氏の辞任により、中道改革連合は執行部刷新を迫られることになります。
党の存続も危うい状況
中道改革連合は公示前の172議席から49議席へと大幅に議席を減らし、党の存続も危うい状況となりました。重鎮が相次いで落選し、党の求心力は大きく低下しました。
立憲民主党と公明党の合流という枠組み自体が問われることになりそうです。公明党は創価学会を支持母体とする宗教政党であり、立憲民主党とは政策や支持基盤が大きく異なります。
今後、中道改革連合がどのような形で再建されるのか、あるいは再び分裂するのかは不透明です。野党勢力の再編が進む可能性もあります。
参政党やチームみらいが躍進
中道改革連合が惨敗する一方で、参政党やチームみらいが躍進しました。参政党の神谷宗幣代表は「政権のチェック役に」と議席伸長に手応えを示しました。
チームみらいの安野貴博党首は「永田町の処理速度100倍に」と訴え、支持を拡大しました。既存の政党とは異なるアプローチで有権者の支持を集めました。
従来の野党第一党が大敗し、新興政党が躍進するという結果は、日本の政治地図が大きく変わりつつあることを示しています。中道改革連合の壊滅的な敗北は、その象徴的な出来事となりました。