2025-03-04 コメント投稿する ▼
【大阪府岸和田市】市長失職に伴い予算案を「骨格予算」に変更、副市長人事も凍結
■市長失職と予算案の変更
- 予算案の撤回:
2月10日に発表された令和7年度一般会計当初予算案(944億3600万円)を撤回し、義務的経費中心の927億1970万円の「骨格予算」を5日の市議会本会議に提出予定。
- 新規事業の削減:
公共施設のLED化(約5億9千万円)、庁舎建て替え基金積み立て(約2億円)、認定こども園整備(約1億6千万円)、市道整備(約1億5800万円)などの新規事業が削減される。
■副市長人事の凍結
- 人事案の撤回:
新副市長選任の同意議案が撤回され、3月末までの2人体制から、当面1人の体制に縮小される見込み。
■前市長の失職経緯
- 不信任決議の可決:
前市長は不倫関係にあった女性との解決金支払いが昨年11月に発覚し、市政混乱を招いたとして、12月と2月に市議会で不信任決議案が提出され、2度目が可決。
- 自動失職:
2月17日に不信任決議案が可決され、前市長は同日付で自動的に失職した。
現在、市長不在の中で、市は予算案の再編成や人事案の見直しを行い、市政の安定化を図っている。