2025-08-21 コメント投稿する ▼
生稲晃子外務政務官、ブリスベン出張を報告 日豪関係と教育交流を強調
生稲晃子外務政務官、ブリスベン出張を報告
自民党参院議員で外務大臣政務官の生稲晃子氏が、自身のインスタグラムを通じてオーストラリア・ブリスベン出張の内容を明らかにした。現地では政治家との会談や学校視察を行い、日豪関係の強化や人的交流の重要性を強調した。
生稲氏は「オーストラリアのブリスベンへ出張しました」と投稿し、クイーンズランド州のキャメロン・ディック州野党副党首との会談の様子を紹介。「日豪は『特別な戦略的パートナー』であり、州レベルでの経済関係や人的交流が関係強化の基盤になっている」と述べたという。
州政府関係者との会談
さらに、ヘルマン・ヴォルスター州多文化主義・留学生誘致補佐大臣とも会談。生稲氏は「日本とクイーンズランド州の経済関係および人的交流は非常に良好であり、来年の日豪友好協力基本条約署名50周年に向け、協力関係が一層深まることを期待している」とコメントした。会談では留学生受け入れの現状についても議論が交わされた。
また、州議会に展示されている1988年ブリスベン万博の労働者像について説明を受け、歴史的背景にも触れたことを報告している。
教育現場の視察
今回の出張では、日英バイリンガル教育を行うウェラーズヒル公立学校を視察。生稲氏は「小学校4年生の授業を見て驚いた。漢字や助詞、形容詞までスラスラ使いこなしていて、日本語を学びたいという気持ちが瞳に表れていた」と感動を伝えた。
教育現場での交流は、将来の日豪関係を担う若い世代をつなぐものであり、両国の理解と友情を深める機会になったと強調した。
日豪関係への展望
生稲氏の今回の活動は、連邦レベルだけでなく州レベルでの日豪関係の強化をアピールするものとなった。来年迎える日豪友好協力基本条約50周年は、両国の協力を新たな段階へと引き上げる節目でもあり、今回の出張はその前哨戦の意味合いを持つ。
経済、教育、人材交流の各分野で関係を強化することは、アジア太平洋地域における日本の存在感を高めることにもつながる。生稲氏は、こうした取り組みを通じて日豪関係のさらなる深化を目指す姿勢を鮮明にした。