2025-10-07 コメント投稿する ▼
百田尚樹氏、M-1二次予選敗退「練習不足に尽きる」政治家の異例挑戦に賛否
日本保守党代表の百田尚樹氏は、2025年10月7日の記者会見で、漫才コンクール「M-1グランプリ」に挑戦したものの、二次予選で敗退したことを明らかにしました。 有村香事務総長が「党のことではないが、残念ながら通らなかった」と報告し、百田氏も「残念、申し訳ない」と述べました。 同席した島田洋一衆院議員は「審査員の責任という見方もできる」とフォローしました。
百田尚樹氏、M-1二次予選で敗退を認める
日本保守党代表の百田尚樹氏は、2025年10月7日の記者会見で、漫才コンクール「M-1グランプリ」に挑戦したものの、二次予選で敗退したことを明らかにしました。有村香事務総長が「党のことではないが、残念ながら通らなかった」と報告し、百田氏も「残念、申し訳ない」と述べました。同席した島田洋一衆院議員は「審査員の責任という見方もできる」とフォローしました。
百田氏は2024年8月にM-1への出場を表明し、コンビ名「代表と秘書」でエントリーしました。一次予選は突破したものの、二次予選で敗退したと説明しました。会見では「私の子供みたいな審査員がやっているから」と述べ、世代間ギャップも要因の一つと考えていると語りました。
敗因は「練習不足に尽きる」
百田氏は、敗退の理由を問われると「私の力不足、練習不足に尽きる」と率直に認めました。さらに「古いしゃべくり漫才は受けなかったようだ」と述べ、スタイルの違いが影響したとの見方を示しました。
「私の子どもみたいな審査員がやっているから仕方ない」
「古いしゃべくり漫才は今の若い人にはウケなかった」
「私の力不足、練習不足に尽きる」
「それでも悔しい。情けない話です」
「次があれば、もっと練習して挑戦したい」
有村氏は「二次予選を通過したのはほとんどプロ」とフォローし、百田氏も「アマチュアの通過率は昨年0.12%。だいたい1000組に1組しか突破しない」と説明しました。
異例の政治家チャレンジ
政治家が漫才コンクールに挑むという異例の試みは、当初から注目を集めました。百田氏は出場の理由を「政治家も笑いを学ぶべき。言葉の力を試したかった」と語っていました。保守系の代表として知られる人物の挑戦だけに、政界やネット上では賛否が分かれました。
「お笑いに真剣に挑む姿勢は立派だと思う」
「政治家がM-1に出る意味がわからない」
「練習不足を認めるあたりは潔い」
「漫才にも保守の魂を感じた」
「それでも情けないという言葉には人間味がある」
ネットではこうした声が飛び交い、政治活動の一環なのか、単なる挑戦なのかをめぐる議論も広がっています。
笑いと政治の交差点
今回の挑戦は、政治家がどのように自己表現の場を広げるかという新しい試みとしても注目されました。百田氏はこれまで、作家・評論家・政治家という複数の顔を持って活動してきましたが、「笑い」を通じた発信は初めての試みでした。
一方で、「代表が漫才大会に出るのは政党の品格を下げる」との批判も党内外から出ています。支持者の中には「真剣勝負の場での敗北を素直に語る姿勢は信頼できる」という評価もあり、受け止めは分かれています。
今回の経験を通じ、百田氏は「失敗を恐れず挑戦する姿勢を持ち続けたい」と語り、来年以降も再挑戦の可能性を否定しませんでした。政治家としての発言力と、表現者としての挑戦心。その両立が、今後の百田氏のスタイルを象徴するものとなりそうです。