2025-12-26 コメント投稿する ▼
兵庫県警の懲戒処分が過去最多50人 警部補が勤務中に月200万円競輪賭博
警察組織への信頼を揺るがす不祥事が相次いでおり、県警の監察体制が問われています。 兵庫県警の懲戒処分者数が過去10年で最多となった背景には、組織内の規律の緩みがあると指摘されています。 しかし、過去10年で最多という事実は、これまでの監察体制が十分に機能していなかった可能性を示しています。
兵庫県警の懲戒処分が過去最多50人に 警部補が勤務中に月200万円競輪、巡査は無許可副業
兵庫県警は2025年12月26日、県内の警察署に勤務する男性警部補と男性巡査を減給処分としました。この処分により、兵庫県警の2025年の懲戒処分者数は計50人となり、記録が残る過去10年間で最多を更新しました。警察組織への信頼を揺るがす不祥事が相次いでおり、県警の監察体制が問われています。
兵庫県警監察官室によると、警部補は減給10分の1(1カ月)の処分を受けました。この警部補は2025年4月から8月にかけて、勤務中にスマートフォンを競輪サイトに接続し、車券を計233回購入していました。特に多い月には月額200万円もの金額を賭けていたことが判明しています。警部補は「勤務中にやるべきではなく反省している」と話しているといいます。
「警察官が勤務中にギャンブルとか信じられない」
「月200万円って給料いくらもらってるんだ。依存症じゃないのか」
「兵庫県警また不祥事。今年50人って異常だろ」
「副業も競輪も、やることが市民感覚とズレすぎ」
「懲戒処分50人は氷山の一角。発覚してないのもあるはず」
一方、巡査は飲食店で無許可の副業をしていたとして、減給10分の1(6カ月)の処分を受けました。公務員の副業は原則として禁止されており、許可を得ずに行った場合は懲戒処分の対象となります。この巡査がどのような形態で副業をしていたのか、詳細は明らかにされていません。
過去10年で最多、組織の規律はどこへ
兵庫県警の懲戒処分者数が過去10年で最多となった背景には、組織内の規律の緩みがあると指摘されています。2025年だけで50人という数字は、単なる個人の問題ではなく、組織全体の管理体制や教育システムに課題があることを示唆しています。
警察官は市民の安全を守り、法を執行する立場にあります。その警察官が勤務中にギャンブルに興じたり、無許可で副業をしたりする行為は、市民の信頼を著しく損なうものです。特に今回の警部補は中堅幹部の立場にあり、部下を指導する役割を担っているはずです。そうした立場の者が規律を守れないことは、組織全体の士気や規律に悪影響を及ぼします。
土山公一監察官室長は「深くおわびする。引き続き監察機能を発揮させていく」とコメントしています。しかし、過去10年で最多という事実は、これまでの監察体制が十分に機能していなかった可能性を示しています。
月200万円のギャンブル、依存症の可能性も
今回の警部補が月に200万円もの金額を競輪に賭けていたという事実は、単なる趣味の範囲を超えている可能性があります。ギャンブル依存症は本人の意思だけでは解決が難しい疾患であり、適切な治療や支援が必要です。警察組織として、こうした職員に対する健康管理やメンタルヘルスケアの体制が整っているのかも問われます。
また、警察官の給与体系を考えると、月200万円を賭け続けることは経済的に困難です。この資金がどこから出ていたのか、借金や他の不正行為がなかったのかについても、十分な調査が求められます。勤務中のギャンブルという問題だけでなく、背後にさらなる不正が隠れている可能性も否定できません。
兵庫県警は近年、不祥事が相次いでいます。組織の信頼回復には、単に処分を行うだけでなく、なぜこうした不祥事が繰り返されるのかを根本から分析し、再発防止策を徹底する必要があります。監察機能の強化はもちろん、職員教育の見直しや、相談しやすい組織風土の醸成など、総合的な取り組みが求められています。
市民の安全を守るべき警察組織が、内部の規律を保てないようでは、その使命を果たすことはできません。兵庫県警には、今回の過去最多という不名誉な記録を重く受け止め、抜本的な改革に取り組むことが期待されています。