2025-11-21 コメント投稿する ▼
自民党・吉田真次衆院議員が資産報告書訂正 政治とカネへの信頼は回復するのか
自民党(自由民主党)所属の衆院議員・吉田真次氏は2025年4月に公開された自身の資産報告書について、同年21日に訂正を衆院事務局へ届け出ました。 今回の訂正は事務的なミスの是正とされていますが、なぜ当初の段階で正確に記載されなかったのかという疑問は残ります。 国会議員には、形式的な訂正だけでなく、国民に分かる言葉での説明が求められます。
資産報告書訂正が示す政治とカネの緊張
自民党(自由民主党)所属の衆院議員・吉田真次氏は2025年4月に公開された自身の資産報告書について、同年21日に訂正を衆院事務局へ届け出ました。内容は有価証券のうち「金銭信託」を202万円から235万円へ修正し、「その他」として記載していた33万円分を削除するというものです。
資産報告書は政治資金規正法に基づき、国会議員の資産状況を国民に開示する重要な制度です。訂正が行われたこと自体は制度上認められていますが、金額や内訳の修正は有権者の目に留まりやすく、政治家の説明責任が厳しく問われます。
吉田真次氏の訂正内容と説明責任
吉田真次氏の訂正は、資産の総額を大きく変えるものではありませんが、分類の誤りを修正した点が特徴です。金銭信託は金融機関に運用を委ねる資産であり、性質が明確である一方、「その他」という曖昧な区分は誤解を招きやすい側面があります。
政治の信頼は細部の正確さから崩れることがあります。今回の訂正は事務的なミスの是正とされていますが、なぜ当初の段階で正確に記載されなかったのかという疑問は残ります。国会議員には、形式的な訂正だけでなく、国民に分かる言葉での説明が求められます。
与野党に広がる訂正事例と制度の限界
同日に立憲民主党所属の衆院議員・松下玲子氏も資産報告書を訂正し、「貸付金」を0円から2150万円に変更しました。与野党を問わず訂正が相次ぐ現状は、制度運用の難しさを浮き彫りにしています。
資産報告書は自己申告が基本であり、チェック体制には限界があります。そのため、記載漏れや誤分類が後から判明するケースが繰り返されています。制度の信頼性を高めるには、提出段階での確認強化と、訂正時の説明の透明化が不可欠です。
国民の視線と政治不信の現実
政治とカネを巡る問題は、長年にわたり国民の不信感を招いてきました。今回のような訂正案件は小規模に見えても、「またか」という印象を与えかねません。
「金額の大小じゃない、正確に出すのが当たり前だと思う」
「後から直す前提みたいで信用できない」
「事務的ミスで済ませる説明はもう聞き飽きた」
「政治家だけチェックが甘いのは不公平に感じる」
「透明性を本気で高める気があるのか疑問だ」
資産公開制度は国民の信頼を支える土台です。企業・団体献金への批判が根強い中、個々の資産報告の正確さは「国民のための政治」を示す最低条件といえます。吉田真次氏を含む国会議員には、訂正に至った経緯を丁寧に説明し、再発防止に取り組む姿勢が強く求められます。