【下水道管の老朽化問題】旧基準管の優先点検と検査頻度見直しを公明・西園氏が提言

2025-02-20

【下水道管の老朽化問題】旧基準管の優先点検と検査頻度見直しを公明・西園氏が提言

2025年2月20日の衆議院予算委員会で、公明党の西園勝秀議員は、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、下水道管の点検体制強化を政府に求めた。事故原因は下水道管の腐食とされ、現行基準制定前の旧基準で整備された管が約76%を占めることから、これらの優先的な点検が必要と指摘した。さらに、現在5年に1度とされる点検頻度を、老朽化の進行を考慮し3年に1度以上に見直すべきと訴えた。政府側は、有識者委員会で点検対象や頻度を議論し、必要な対策を講じると答弁した。

【埼玉県八潮市の道路陥没事故】
2025年1月28日、埼玉県八潮市内の県道松戸草加線中央一丁目交差点で、中川流域下水道の下水道管破損に起因する陥没事故が発生。走行中のトラックが転落する事態となった。

【下水道管の老朽化と点検体制の現状】
国土交通省によると、全国の下水道管路総延長約49万kmのうち、標準耐用年数50年を超えた管路は約3万km(約7%)に上り、今後20年で約20万km(約40%)に増加する見込み。現行基準では、腐食の恐れが大きい下水道管路は5年に1回以上の頻度で点検が義務付けられている。

【西園議員の提案と政府の対応】
西園議員は、旧基準下で整備された下水道管の優先的な点検と、点検頻度の見直しを提案。政府側は、事故を重く受け止め、有識者委員会で点検対象や頻度を議論し、必要な対策を講じると答弁した。

2025-02-21 14:43:48(キッシー)

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