2025-02-20 コメント投稿する ▼
【下水道管の老朽化問題】旧基準管の優先点検と検査頻度見直しを公明・西園氏が提言
埼玉県八潮市の道路陥没事故
2025年1月28日、埼玉県八潮市内の県道松戸草加線中央一丁目交差点で、中川流域下水道の下水道管破損に起因する陥没事故が発生。走行中のトラックが転落する事態となった。
下水道管の老朽化と点検体制の現状
国土交通省によると、全国の下水道管路総延長約49万kmのうち、標準耐用年数50年を超えた管路は約3万km(約7%)に上り、今後20年で約20万km(約40%)に増加する見込み。現行基準では、腐食の恐れが大きい下水道管路は5年に1回以上の頻度で点検が義務付けられている。
西園議員の提案と政府の対応
西園議員は、旧基準下で整備された下水道管の優先的な点検と、点検頻度の見直しを提案。政府側は、事故を重く受け止め、有識者委員会で点検対象や頻度を議論し、必要な対策を講じると答弁した。