2025-05-18 コメント: 1件 ▼
江藤農水相「コメを買ったことがない」発言に批判続出 米価高騰に苦しむ消費者を逆なで
江藤農水相の「コメを買ったことがない」発言に波紋広がる
江藤拓農林水産相が18日、佐賀市での講演で「私はコメを買ったことはありません。支援者の方がたくさんくださるので、まさに売るほどある」と発言し、ネット上で大きな反響を呼んでいる。この発言は、高騰を続ける米価に苦しむ消費者に対し、不適切で無神経だという批判が相次いでいる。
米価高騰と農水省の対応
江藤農水相は、講演で米価高騰への対策として「備蓄米を31万トン放出したが、価格は下がらない」と現状を説明。28日から行われる4回目の備蓄米入札で価格が下がるとの期待を示したが、現時点で目立った効果は見られていない。
政府は米価安定を目指して備蓄米の放出を進めているものの、価格の下落は実現していない。流通の調整が難しいことや、需要と供給のバランスが取れていないことが指摘されている。
ネット上での批判の声
江藤農水相の発言はSNSで広く拡散され、多くの批判的なコメントが寄せられている。
「コメを買ったことがない? 庶民の苦しみを知らなさすぎる」
「支援者からもらえるからって、その発言は不適切だ」
「米価高騰に苦しんでいる消費者への配慮が感じられない」
「農水相としての自覚が足りない」
「農業支援策はあるのに、消費者支援はどうなっているの?」
江藤農水相の発言をきっかけに、米価安定への取り組みや、消費者への配慮が改めて問われている。農水省は、米価下落を目指した対策の強化を進める必要がある。また、発言内容の見直しや国民への説明責任も求められている。