2026-01-18 コメント投稿する ▼
島根1区亀井亜紀子氏が中道改革連合入党表明、独善的解散を批判
立憲民主党島根県連代表の亀井亜紀子衆議院議員(60)が2026年1月18日、松江市内で開催した「第1回立憲しまね政治スクール」の閉講後、立憲民主党と公明党による新党「中道改革連合」への入党を表明しました。 島根1区で2024年4月の補欠選挙と同年10月の総選挙で連勝し、「自民党王国」島根で野党議席を確保した亀井氏の決断は、次期衆院選における野党陣営の動きを象徴するものとなりました。
自民王国で連勝の亀井亜紀子氏が新党入党表明
「独善的解散」を批判、島根から中道勢力結集へ
立憲民主党島根県連代表の亀井亜紀子衆議院議員(60)が2026年1月18日、松江市内で開催した「第1回立憲しまね政治スクール」の閉講後、立憲民主党と公明党による新党「中道改革連合」への入党を表明しました。島根1区で2024年4月の補欠選挙と同年10月の総選挙で連勝し、「自民党王国」島根で野党議席を確保した亀井氏の決断は、次期衆院選における野党陣営の動きを象徴するものとなりました。
政治スクール開講と重なった新党結成
この日開催された「第1回立憲しまね政治スクール」は、立憲県連が政治に関心がある人向けに初めて企画したもので、全6回の無料講座です。初回には14人(オンライン参加を含む)が出席しました。
冒頭で県連代表の亀井氏は「新党結成と重なったが、いろんな意見を頂きたいと思い、変更せずに開いた」とあいさつしました。その後は非公開で講座が進められましたが、閉講後に報道陣の質問に答える形で、新党への入党意向を明らかにしました。
「新党結成のニュースで驚いたけど、亀井さんの判断を支持します」
「保守王国の島根で、中道路線がどう受け入れられるか注目している」
「公明党との連携は意外だったが、物価対策では一致できそう」
「高市首相の独善的な姿勢には疑問を感じていた、対抗軸が必要」
「島根から日本の政治を変える、という亀井さんの言葉に期待したい」
「大義なき解散」を批判
亀井氏は記者団に対し「首相の解散の手法が独善的だ。対立軸として公明との連携は理解でき、新党への入党を前向きに考えている。物価高対策をすべき中の『大義なき解散』を訴えたい」と語りました。
高市早苗首相が通常国会冒頭での衆院解散を表明したことについて、物価高騰に苦しむ国民生活への配慮が欠けていると批判し、中道勢力による対抗軸の必要性を強調しました。
立憲民主党と公明党は1月16日、新党「中道改革連合」(略称:中道)の結成を発表しました。高市政権の右傾化に対抗する中道勢力の結集を目指し、衆院議員を中心に結成される予定です。両党は小選挙区での選挙協力と比例区での統一名簿を検討していますが、公職選挙法上の制約から新党結成に舵を切りました。
島根2区の大塚氏も入党意向
島根2区の立憲新人、大塚聡子氏(58)も毎日新聞の取材に「公明とは教育、福祉の政策で親和性があるので、新党に入る」と話しており、島根県内の立憲候補が揃って新党参加の意向を示しています。
教育や福祉分野での政策的な一致点が多いことが、公明党との連携を後押ししている形です。特に地方での子育て支援や高齢者福祉の充実は、両党に共通する重点課題となっています。
自民王国で連勝を果たした亀井氏
亀井氏は2024年4月28日の島根1区補欠選挙で、細田博之前衆院議長の死去に伴う選挙を制し、島根県内の選挙区で初めて野党議席を獲得しました。さらに同年10月27日の総選挙でも、自民党の高階恵美子氏を破って再選を果たし、「保守王国」島根での連勝を実現しました。
父は元衆院議員の亀井久興氏で、亀井氏自身も2007年の参院選で島根選挙区から初当選し、自民党の強固な地盤を崩した実績があります。2017年の衆院選では希望の党から「排除」され立憲民主党から出馬し、比例復活で初当選しました。
英語通訳として長野オリンピックや日韓ワールドカップ、東京ディズニーシー建設プロジェクトなどに携わった国際派で、立憲民主党では国際局長も務めました。学習院大学法学部、カナダのカールトン大学卒業という経歴を持ちます。
亀井氏の新党入党表明は、次期衆院選に向けた野党陣営の体制整備が本格化していることを示しています。島根という自民党の牙城で連勝を果たした実績を持つ亀井氏の参加は、中道改革連合にとって大きな意味を持つものと見られています。