玄葉副議長、皇位継承問題に意欲 今年中の決着は困難か

2025-02-03

玄葉副議長、皇位継承問題に意欲 今年中の決着は困難か

【玄葉副議長、皇位継承問題の決着に意欲 今年中に進展はあるのか】

皇位継承問題をめぐり、立憲民主党出身の衆議院副議長、玄葉光一郎氏(60)が積極的な姿勢を見せている。今年の通常国会で立法府としての総意をまとめ、問題の決着を図ることはできるのか。

■協議再開の背景
- 1月31日、衆参両院の皇位継承に関する与野党協議が再開された。夏の参院選までに一定の結論を出すことが目標とされている。

- 昨年5月に衆議院議長の額賀福志郎氏(81)のもとで協議が始まったものの、各会派の意見を聞いた段階で中断。仕切りの甘さや根回し不足も指摘されていた。

- 10月の衆院選を経て、額賀氏は続投したが、副議長には新たに玄葉氏が就任。12月27日には額賀氏と会談し、通常国会で「立法府の総意」をまとめる方向で一致した。

■玄葉氏の「腹案」とは
- 玄葉氏は、女性皇族が結婚後も身分を保持できるようにする案を先に決め、旧宮家の皇族復帰については継続協議とする「二段階」方式を提案している。

- この案は、愛子さまや佳子さまの年齢を考慮すると現実的なように思えるが、二つの大きなハードルがある。

■解決への課題

1. 女性皇族の結婚後の家族の身分
- 女性皇族が結婚した場合、夫や子供の身分をどうするかで意見が分かれている。
- 立憲民主党代表の野田佳彦氏は、夫と子供を皇族にしない案に否定的。一方で、自民党は夫や子供を皇族とすることが女系継承につながるとして反対している。

2. 旧宮家養子案の扱い
- 旧宮家出身者の皇籍復帰について、自民党や日本維新の会は積極的だが、玄葉氏の「先送り案」を受け入れるかどうかは不透明。

さらに、通常国会では来年度予算案や教育無償化などの重要議題が山積しており、皇位継承問題だけに集中できる状況ではない。加えて、選択的夫婦別姓の問題も関連議論として浮上しており、与野党の駆け引きが続きそうだ。

■今年中の決着は難しい?

玄葉氏はもともと旧宮家養子案を支持する立場で、女系天皇にも反対している。このため、自民党との協議を進める上では有利に働く可能性があるが、立憲民主党内の意見をまとめるのは簡単ではない。

皇位継承問題は、愛子さまが誕生した24年前から議論されているが、いまだに決着がついていない。

2025-02-18 09:49:12(キッシー)

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