2025-08-25 コメント投稿する ▼
自民・亀岡偉民元議員が公選法違反で初公判へ 「やましいことない」主張も政治不信拡大
だが亀岡被告はブログ上で「やましいことは何もない」と無罪を主張している。 亀岡被告は在宅起訴後、ブログで「やましいことは何もない」「正当な行為であり、法に違反する認識はなかった」と主張している。 政治とカネの問題が後を絶たないことが「泥舟連立政権」と揶揄される一因であり、国民の政治不信を深めている。
自民党・亀岡偉民元衆院議員、公選法違反で初公判へ 「やましいことない」と主張
自民党の元衆院議員・亀岡偉民被告(69)が、公職選挙法違反(寄付行為)の罪で在宅起訴され、福島地裁は初公判を10月3日に指定した。起訴状によれば、昨年10月の衆院選直前、福島市内の神社などで行われた祭り6件に参加した27団体へ、会費名目で計25万円を寄付したとされる。
公選法は候補者が選挙区内の団体や個人に金銭や物品を寄付する行為を禁じており、違反すれば有罪となる可能性が高い。だが亀岡被告はブログ上で「やましいことは何もない」と無罪を主張している。
地元行事への寄付と選挙の関係
問題となった寄付は、選挙直前に地元行事へ支払われた会費名目の25万円。候補者が地域の祭りや行事に参加すること自体は珍しくないが、金銭を伴う寄付行為は選挙の公正性を損なうため厳格に禁止されている。
亀岡被告は長年、地元選挙区で活動してきたが、昨年の衆院選では福島1区で立憲民主党の金子恵美氏に敗北。今回の起訴は、その選挙を巡る行動に法的瑕疵があったのかどうかが焦点となる。
「やましいことはない」と主張する亀岡氏
亀岡被告は在宅起訴後、ブログで「やましいことは何もない」「正当な行為であり、法に違反する認識はなかった」と主張している。だが検察側は、寄付のタイミングや金額の性質から「有権者への利益供与」と位置付けている。
ネット上では次のような声が飛び交っている。
「政治家の『やましくない』ほど信用できない言葉はない」
「選挙前に寄付すれば公選法違反なのは常識」
「金子氏に敗れたのも地元がこういう姿勢を見抜いたからでは」
「また自民党議員の不祥事か。泥舟連立政権にふさわしい」
「こういう事件が続くから政治不信が広がる」
有権者の不信感は強く、自民党全体への批判にもつながっている。
繰り返される自民党議員の不祥事
自民党ではここ数年、公選法違反や政治資金規正法違反を巡る議員の起訴や辞任が相次いでいる。政治とカネの問題が後を絶たないことが「泥舟連立政権」と揶揄される一因であり、国民の政治不信を深めている。
石破政権が国民の信頼回復を掲げる以上、亀岡被告の裁判も単なる一議員の問題にとどまらず、自民党全体の政治倫理を問う試金石となる。与党が自らの体質を改められるか否かは、今後の国政運営にも大きく影響するだろう。
公選法違反初公判が突きつける自民党の信頼危機
10月3日に始まる亀岡偉民被告の初公判は、単なる寄付行為の是非を超え、自民党政権そのものへの信頼を左右する重要な意味を持つ。長年繰り返されてきた「政治とカネ」の問題を放置したままでは、国民の信頼は回復しない。
「やましいことはない」という弁明が通じるのか、それとも違法行為と認定されるのか。いずれにしても、有権者が突きつけているのは「政治家と金の癒着を断ち切れ」という厳しい要求である。