矢田稚子の活動・発言など

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活動報告・発言

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異例の官邸入りから「一旦卒業」へ 矢田稚子氏が明かす激務と官邸のリアル

2025-04-26 コメント: 0件

「アウェイ感がすごかった」「コロナに救われたと思った」。 総理補佐官を3月に退任した矢田稚子氏が、これまで語られなかった官邸の裏側を明かした。野党出身でありながら異例の抜擢を受け、激務のなかで母親業も両立してきた彼女が、いま「一旦卒業」を宣言した。 労組出身、そして官邸へ 異色のキャリア 矢田氏の経歴は、いわゆるエリート官僚や世襲議員とは違う。 パナソニック労働組合の幹部としてキャリアを積んだ後、2016年に民進党から参院選に挑み初当選。国民民主党副代表も務めたが、2022年の参院選で惜敗した。 一度はパナソニックに復職した矢田氏。しかし、復帰直後に官邸から突然の電話。「総理補佐官に」との打診だった。会社も「断る理由はない」と背中を押し、矢田氏は再び政界へ戻った。 「青天の霹靂でした」と振り返る。 官邸で感じた「アウェイ感」と、それでも得た信頼 異例の登用に戸惑いながらも、矢田氏はすぐに行動を開始した。国会議員720人全員に挨拶回りをした際には、岸田総理も驚いたという。 「官邸にいるのは与党出身者ばかり。最初は『ここはどこ?』という感じでした」。 野党側からは「裏切り者」と言われたこともあったが、参院時代に築いた与党議員との人脈に救われた。副大臣や副官房長官に昇進していたかつての同僚たちが手を差し伸べてくれた。 1年半で38カ所を回り、賃上げや雇用に関する現場の声を丁寧にすくい上げた。「女性の働き方と生涯賃金格差」に関する政府初のデータも公開。民間出身ならではの視点が、確かに政策に反映された。 「忙しいにもほどがある」政治家と母親、二足のわらじ 補佐官、議員時代を通して、矢田氏の最大の敵は「時間」だった。 「正直、コロナで夜の懇親会が全部なくなった時は救われたと思いました」。 高校生の息子に3食の食事を用意し、国会に向かう日々。質問作成も、自分のスケジュール管理もすべて一人。「寝る時間なんてなかった」と語る。 選挙戦も壮絶だった。全国比例候補として、1年半で1,500カ所以上を訪問。飛行機・新幹線移動は地球4周半に達したという。 「青森から秋田に行く途中でも一度帰宅。3日後また現地へ。子育て中だったので、どうしても3日に1度は家に帰らなきゃいけなかった」。 「青」のスーツを脱いで、次のステージへ 参院時代から矢田氏のトレードマークだったのが「青いジャケット」。 「最初はなかなか青いスーツが見つからなくて、見かけたら即買いでした」。クローゼットは20着近い青で埋まった。 いまは、黒やグレーのスーツを買い足している。 「一旦、政治の世界は卒業」と語りつつも、「若者や女性が希望を持てる社会をつくりたい」という思いは変わっていない。 次に向かうステージを、彼女は静かに、しかし力強く見据えている。

道半ばでの退任に無念の声 矢田稚子・前首相補佐官が語る“官邸1年半”の舞台裏

2025-04-13 コメント: 0件

賃金・雇用を担当する首相補佐官として約1年半にわたり政府の最前線に立ってきた矢田稚子氏(59)が、3月末をもってその職を退いた。退任後、毎日新聞のインタビューに応じた矢田氏は、「自分の存在意義を示したくて、がむしゃらに走ってきた」と語りながらも、「本当に、心残りがいっぱいある」と率直な思いを口にした。 官邸での仕事に手応えも 矢田氏は、政策の立案段階から関われる官邸での仕事にやりがいを感じていたという。「机上で考えるだけでなく、政策を現場に届ける過程まで見られる。スピード感と実効性のある仕事ができたのは大きかった」と語った。 しかし、春闘真っ只中のこの時期に退任することには、忸怩たる思いがあるようだ。「最低賃金の引き上げ議論もこれからというところで、私が関与できないのはやっぱり残念。もっと現場の声を届けたかった」と悔しさをにじませた。 電機連合出身、国民民主党から政権入り 矢田氏は、電機連合という労働組合の出身で、かつては国民民主党の参院議員として活動。2022年の参院選では惜しくも議席を失ったが、翌年9月に岸田政権の補佐官として政権入りした。石破茂政権でも留任され、与野党の垣根を越えた人材起用として注目を集めた。 ジェンダー格差是正や地方支援にも尽力 補佐官としては、男女の賃金格差解消を重要課題と位置付け、関連プロジェクトチームの座長を務めた。また、若者や女性に選ばれる地域づくりを目指し、地元企業へのアドバイスなどを行うサポートチームの立ち上げにも関わった。 なぜこのタイミングで退任? 退任について林芳正官房長官は、「担当したテーマに一定の区切りがついた」と説明。だが、春闘や最低賃金議論が本格化する直前の時期だったこともあり、関係者の間では「なぜ今なのか」との声も少なくない。 今後も社会に貢献したい 今後について矢田氏は、「官邸で得た経験を、何らかの形で社会に返していきたい」と語る。議員ではなくとも、働き方改革や地域政策の現場で、自分にできることを探していくつもりだという。 矢田氏の退任は、女性活躍や格差是正を重視する流れの中で、ひとつの区切りとなった。ただし、彼女の言葉どおり「道半ば」で終わった政策のバトンが、誰にどう引き継がれるのか。注目は続く。

矢田稚子首相補佐官、3月31日付で退任決定 女性活躍推進の取り組みを評価

2025-03-28 コメント: 0件

政府は3月28日の閣議で、矢田稚子首相補佐官の3月31日付けでの退任を正式に決定した。矢田氏は労働組合出身で、国民民主党の参議院議員を務めた後、2022年の参院選で落選。その後、2023年の内閣改造で首相補佐官に起用され、石破政権下でも職を続けていた。 林官房長官は会見で、矢田氏が賃金・雇用担当として現場訪問を通じて助言や提言を行ってきたが、担当内容に一区切りがついたことから、石破首相が退任を決断したと説明した。また、矢田氏が座長を務める女性活躍推進のプロジェクトチームは、3月26日に今後の課題と対応策をまとめた報告書を石破首相に提出している。提出後、矢田氏は男女の賃金格差について、経済的視点からの重要性を強調し、地域全体での取り組みを呼びかけていた。 - 退任決定:政府は3月28日の閣議で、矢田稚子首相補佐官の3月31日付け退任を決定。 - 経歴:労働組合出身で、国民民主党の参院議員を経て、2023年の内閣改造で首相補佐官に起用。 - 退任理由:担当していた賃金・雇用分野の業務が一段落し、石破首相が退任を判断。 - 女性活躍推進PT:3月26日に報告書を提出し、経済的視点からの男女賃金格差解消の重要性を強調。

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