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「政権支持率は下がるのに…」 立憲・斎藤氏、支持率低迷に疑問

2025-03-17 コメント: 2件

立憲民主党の斎藤嘉隆参院国会対策委員長が、石破茂首相(自民党総裁)が当選1回の自民党衆院議員15人に10万円の商品券を配った問題についてコメントした。政権の支持率が下がるのは当然だとしながらも、自党の支持率が伸び悩んでいることに疑問を投げかけた。 「高額療養費の問題や年金の問題について、参議院も含めて結構頑張っていると思うんですよ。でも、それが評価されていない。僕らも少し研究が必要ですね」と述べ、党の取り組みが有権者に十分伝わっていない可能性に言及した。 【立憲民主党の支持率、なぜ上がらない?】 2025年2月の時事通信の世論調査では、立憲民主党の支持率は5.4%とわずかに上昇したものの、国民民主党(6.1%)に抜かれ、野党第2党に後退している。一方、内閣支持率は26.8%(前月比1.9ポイント減)で、不支持率は41.3%(3.0ポイント増)と低迷している。つまり、政権に対する不満は高まっているものの、その受け皿として立憲民主党が選ばれていないのが現状だ。 【支持率低迷の背景】 なぜ立憲民主党は支持を集められないのか。その理由として、次のような点が挙げられる。 - 政策の浸透不足 立憲民主党は「政策集2024」を掲げているが、国民へのアピールが足りず、有権者に十分伝わっていない。 - 国民民主党との競争 国民民主党が「減税」などわかりやすい政策を打ち出して支持を伸ばしており、立憲の支持層の一部がそちらに流れている可能性がある。 - 党のイメージ不足 政権を批判する姿勢が目立ち、対案を示す場面が少ないと受け止められている。また、党の強みを十分に発信できていないとの指摘もある。 【今後の課題】 支持率を上げるためには、次のような取り組みが必要になるだろう。 - 政策をもっと明確に打ち出す 「何を実現したいのか」を有権者に伝える努力が求められる。 - メディア戦略を強化する 党の取り組みをより積極的に発信し、存在感を高めることが重要だ。 - 他党との差別化を図る 国民民主党や他の野党とどう違うのか、立憲ならではの強みを明確に示す必要がある。

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