2025-03-12 コメント投稿する ▼
衆院予算委、13日開催へ 高額療養費制度凍結を巡る政府方針転換に伴い
衆議院の安住淳予算委員長(立憲民主党)と参議院の鶴保庸介予算委員長(自民党)は、2025年度予算案を巡る審議について、3月12日に国会内で会談を行いました。 この会談で、衆院予算委員会を13日に開催することで合意が形成されました。 参院予算委員会は13日に公聴会を開く予定であり、衆院予算委員会はその後に実施される見通しです。
高額療養費制度の凍結とその影響
会議では、政府が高額療養費制度の自己負担上限額引き上げを全面的に凍結する方針を決めたことが背景にあります。安住氏はこの方針転換について、石破茂首相からの説明を求めており、その説明を受けた上で質疑を行う予定です。安住氏は「政策変更に至った経緯をしっかりと説明してほしい」と強調しています。
参院予算委員会との調整
参院予算委員会は13日に公聴会を開く予定であり、衆院予算委員会はその後に実施される見通しです。しかし、参院側からは「参院軽視だ」との懸念の声が上がっており、鶴保氏は衆院予算委員会を開催することについて、「前例に従わない形での開催は避けるべきだ」と条件をつけて容認する考えを示しました。