2025-10-15 コメント投稿する ▼
安住淳「臨時国会は変更も」発言 野党は手続き論より政策を語れ
立憲民主党の安住淳幹事長は2025年10月5日放送のBSテレ東番組で、15日を軸に調整が進んでいる臨時国会の召集時期について「変わる可能性がある」と発言した。 安住氏の発言は、今後の国会運営をめぐる各党間の駆け引きに影響を与える可能性がある。 臨時国会の召集が数日ずれるかどうかより、国民にとって重要なのは、景気対策や社会保障などの実質的な議論がどう進むかである。
安住淳幹事長「臨時国会は変更も」発言 日程論より政策論を語るべきだ
立憲民主党の安住淳幹事長は2025年10月5日放送のBSテレ東番組で、15日を軸に調整が進んでいる臨時国会の召集時期について「変わる可能性がある」と発言した。自民党幹部から「日程を含め、ちょっと待ってほしい」と電話があったと説明し、開会日がずれ込む可能性を示唆した。
臨時国会では、新たな内閣による首相指名選挙や経済対策を巡る議論が予定されている。安住氏の発言は、今後の国会運営をめぐる各党間の駆け引きに影響を与える可能性がある。
「自民の体質と連立は難しい」発言に波紋
番組では、自民党の高市早苗総裁(以下、高市氏)と他党との連立の可能性についても質問があった。安住氏は「高市氏が派閥パーティー収入不記載事件に関係した議員の要職起用に意欲を見せている」と批判し、「そういう体質の党とお付き合いするのは難しい。国会でも相当もめると思う」と強い言葉で述べた。
しかし、この発言に対しては「内容よりもレッテル張りに終始している」との声も上がっている。連立の是非を論じる前に、どの政策を重視するかを明確にすべきだという指摘だ。
国民の関心は“いつ開くか”より“何を決めるか”
臨時国会の召集が数日ずれるかどうかより、国民にとって重要なのは、景気対策や社会保障などの実質的な議論がどう進むかである。物価上昇が続き、家計の負担が重くなる中、政治が日程調整ばかりを論じていては信頼は得られない。
「また日程の話か、政策の話が聞きたい」
「国会を開く前に、何を審議するかを示してほしい」
「野党も批判だけでなく、提案を出すべき」
「国民は手続き論よりも結果を見ている」
「政治家が言葉で競う時代はもう終わっている」
SNSではこうした声が目立つ。臨時国会の開会日が多少ずれても、国民生活にはほとんど影響がない。重要なのは、その国会で何を決め、どんな成果を出すかである。
揚げ足取りの政治が信頼を損ねる
野党が政権をけん制すること自体は健全な機能だが、言葉尻を捉えて批判する姿勢が続けば、建設的な議論が進まない。安住氏のような幹部が発言のたびに「対決ありき」の姿勢を見せてしまえば、政策論争の場が感情的な応酬に変わってしまう。
国会は言葉の競技場ではない。必要なのは、国民の暮らしを守るための現実的な議論だ。手続き論や批判合戦では、政治そのものが空転するだけである。野党には、批判のための批判を超えて、具体的な代案を提示する責任がある。
国民が求めているのは、“いつ開くか”ではなく、“開いて何をするか”という答えだ。安住氏の発言がその焦点をぼかすようでは、政治への信頼回復は遠のく。