2025-06-23 コメント: 1件 ▼
「さくラップ」に失望の声続出 立憲・鎌田さゆり議員の応援動画に支持層も冷ややか パワハラ疑惑も再燃
「恥ずかしい」「情けない」 立憲・鎌田さゆり議員の“応援ラップ動画”に支持層も失望 背景には過去のパワハラ疑惑も
7月に迫った参院選を前に、立憲民主党の応援活動が本格化する中、新潟選挙区から立候補予定の打越さく良議員(56)の支援に回ったベテラン議員・鎌田さゆり氏(60)の「応援ラップ動画」が、思わぬ波紋を広げている。
「#さくラップ」と題されたこの動画は、鎌田氏本人が考案・命名したというもので、テンション高くリズムに乗せて「さくら!さくら!」と連呼しながら、消費税ゼロや中小企業支援などの主張を展開。自身の名前「カマタ」も繰り返し叫び、体を激しく動かすパフォーマンスを披露していた。
しかし、この“応援ラップ”に対し、立憲支持層とみられるネットユーザーからは冷ややかな反応が相次いでいる。
《打越さんも大迷惑 最近変だよ鎌田さん》
《立憲 鎌田さゆりさん情けない こちらが恥ずかしい》
《国会議員はタレントではない。政策を話せないのでしょうか?》
《ときどきマヌケなことをして批判されるのが残念》
《こう言うの好きじゃない。立憲にとってマイナス》
動画の“ノリ”が仇に 意図不明なラップが失笑を呼ぶ
今回の「さくラップ」は、ラップ特有のリズム感やメッセージ性よりも、名前の連呼や奇抜な動きが目立ち、「何を伝えたいのか分からない」との評価が多数を占めた。
音楽ライターの分析では、「ラップでは“聞かせる技術”や韻の踏み方が重要ですが、鎌田氏のラップは抑揚がなく、テンション任せで中身が乏しい。言葉に説得力がなく、むしろ軽薄な印象を与えかねない」と指摘されている。
また、打越氏本人は鎌田氏の選挙協力投稿を多くリポストしているものの、「さくラップ」には一切触れておらず、内部的にも困惑が広がっている可能性もある。
鎌田議員には“パワハラ疑惑”も 過去の報道が再燃
鎌田氏への不信感を増幅させているのは、今年5月に週刊文春で報じられた“パワハラ疑惑”だ。
記事によれば、鎌田氏が選挙事務所で飼育していたヤギに対し、秘書に挨拶を強要したことや、グループLINEでの過剰な叱責が問題視されていた。本人は「挨拶の強要は一切ない」と否定しているが、真偽をめぐる議論はいまだくすぶっている。
政党幹部の野田佳彦氏は、党内での対応を小川淳也幹事長に一任したとしていたが、明確な処分や見解は示されておらず、今回のラップ動画を機に再び疑惑が掘り返されている形だ。
「ただでさえパワハラ疑惑で火種抱えてるのに、ラップで油注いだ感じ」
「奇行でごまかすより、誠実に説明すべきでは?」
「打越氏にとってはマイナスイメージでしかないのでは」
“エンタメ政治”が招く信頼失墜 求められるのは誠実な言葉
政治家が音楽やダンスを通じて政策を訴える手法はこれまでも各党で見られてきたが、受け取る側の感覚とずれていれば「軽薄なパフォーマンス」として逆効果になる危険性もある。とくに経済・福祉・安全保障など重い課題を抱える選挙であればこそ、有権者は“真剣さ”を求めている。
SNS時代における政治家の発信力が重要視される一方で、「ふざけて見える」「茶化しているように映る」演出が、政治不信に火をつけることもある。
鎌田氏は国会での質疑応答では鋭さや論理性を評価されてきたが、今回のような「ノリ重視」の応援スタイルが、かえって支持層との温度差を露呈させる結果となった。
参院選という国政の舞台で、誠実でわかりやすい政策訴求が今まで以上に求められている。今後、こうしたパフォーマンス路線を見直すかどうかは、鎌田氏自身の政治的センスと信頼回復力が問われる局面となるだろう。