2025-03-09 コメント: 4件 ▼
「日本で生死に関わる医療を受ける外国人は少ない」米山隆一氏が訴える
■高額療養費と日本のVISA問題
米山氏は、特定の病気(癌や心臓病)を患った場合、外国人が高額な医療費を支払う必要があることに加え、VISAが不確実である現状を指摘しました。外国人が病気を発症した際、日本に滞在し続けることができるかどうか不明な中で、医療を受ける選択肢に迫られる状況は、非常に厳しいものだと述べています。
■言語の壁と家族の不在
さらに、米山氏は外国人が言語の壁に直面し、家族や支援がない中で生死に関わる医療を受けることの困難さにも触れました。このような状況を踏まえ、外国人が積極的に日本で医療を受けること自体が現実的ではないと指摘し、その上で外国人排斥の政策が不合理であると主張しています。
■外国人排斥のリスク
米山氏は、こうした状況が外国人排斥に繋がる危険性があると警鐘を鳴らしています。彼は、医療を受ける権利が平等であるべきだという立場を強調し、外国人に対する差別的な態度を改めるべきだと訴えています。特に命に関わる医療の場での差別は許されないという考え方を示しました。
■米山氏の発言を巡る議論
米山氏の発言は、外国人に対する日本社会の対応や、医療費に対する支援体制について再考を促すものとなっています。特に、緊急医療を必要とする外国人に対して、どのような支援が可能かを検討する必要があるという点が注目されています。今後、政治家や関係機関による議論が進むことが予想されます。