2026-01-11 コメント投稿する ▼
細田健一前衆議院議員が新潟2区出馬断念、愛知県選挙区からの再起検討
2024年10月の衆議院議員選挙で新潟2区から出馬して落選した自由民主党の細田健一前衆議院議員が、次期衆議院選挙での新潟2区からの出馬を断念したことが2026年1月8日、複数の関係者への取材でわかりました。細田氏は2026年1月20日に後援会の解散式を開く予定で、出身地である愛知県の小選挙区からの出馬を検討しているということです。
裏金問題で公認得られず落選、2区での再挑戦模索も
細田健一氏は2012年の衆議院議員選挙で新潟2区から初当選し、衆議院議員を4期務めました。経済産業省の官僚出身で、2021年には経済産業副大臣兼内閣府副大臣を務めるなど政界で頭角を現してきました。
しかし、2024年10月の衆議院議員選挙では派閥の裏金問題で自民党から公認を得られず、無所属で出馬しました。564万円のキックバックを収支報告書に記載せず戒告処分を受けていたためです。選挙戦では演説で謝罪を繰り返すなど苦しい戦いとなり、立憲民主党の菊田真紀子氏に敗れて落選しました。
落選後、細田氏は敗戦の弁で「この政治家人生、こういう形で終わるということにどうしても納得できない。次の衆議院選挙にこの2区から再チャレンジする」と表明し、新潟2区での再起を目指して活動を続けてきました。
国定勇人氏が支部長に決定、出馬困難に
しかし、2025年9月に自民党本部は新潟2区の支部長に国定勇人衆議院議員を決定しました。国定氏は前回の衆議院議員選挙で細田氏と支部長の座を争い、比例北陸信越ブロックに回っていた現職議員です。
「裏金問題で自民党を追われたのに、また出るつもりだったのか」
「新潟で4期務めた議員が愛知に行くって、地元をどう思ってるんだ」
「結局、議員バッジが欲しいだけなのかな」
「政治家としての責任をどう考えているのか疑問」
「新潟の有権者を裏切った形になるのでは」
支部長が国定氏に決まったことで、細田氏の新潟2区からの出馬は事実上困難になりました。細田氏は当初、2025年9月の時点でもなお新潟2区から次期衆議院議員選挙への出馬を目指す意向を示していましたが、最終的に断念せざるを得ない状況に追い込まれました。
故郷・愛知県での再起を模索
関係者によると、細田氏は次期衆議院議員選挙では愛知県の小選挙区からの出馬を検討しているということです。細田氏は兵庫県神戸市生まれですが、中学・高校時代を愛知県名古屋市で過ごし、名門・東海高等学校を卒業しています。
細田氏は取材に対し「1月20日に後援会の人に説明するので、それまではコメントできない」としています。2026年1月20日に開催される後援会の解散式で、支援者に対して詳しい説明を行う見通しです。
細田氏が新潟を離れ、愛知県での出馬を選択する背景には、新潟2区で支部長の座を失ったことに加え、裏金問題で失った信頼を回復することの難しさがあるとみられます。故郷の愛知県で政治家としての再起を図る考えです。