2025-04-30 コメント投稿する ▼
国交省職員が東京駅で盗撮未遂の疑い 現行犯逮捕で省は「厳正に対処」と表明
国交省職員、東京駅構内で盗撮未遂 現行犯逮捕
2025年4月28日午前9時頃、JR東京駅構内のコンビニエンスストアで、国土交通省水管理・国土保全局水道事業課の専門官である田中佑典容疑者(41歳)が、20代女性のスカート内をスマートフォンで撮影しようとした疑いで、警視庁丸の内署に現行犯逮捕された。
田中容疑者は、レジに並んでいた女性の背後に立ち、スマートフォンをスカートの下に差し入れる行為を試みた。この不審な行動に気づいた近くの男性利用者が、田中容疑者をその場で取り押さえ、警察に引き渡した。容疑者は取り調べに対し、容疑を認めている。
警視庁は、田中容疑者のスマートフォンを押収し、過去の撮影履歴や保存データの解析を進めており、余罪の有無についても調査を行っている。
国交省の対応と信頼回復への課題
国土交通省は、職員の逮捕について「誠に遺憾であり、事実関係を確認のうえ、厳正に対処する」とコメントしている。同省は、公共の信頼を損なう行為に対して厳しい姿勢を示しており、今後の対応が注目される。
今回の事件は、国家公務員による不祥事として、国民の信頼を大きく損なうものであり、再発防止策の徹底が求められる。
公共の場での盗撮事件の増加と対策
近年、駅構内や商業施設などの公共の場での盗撮事件が増加しており、スマートフォンや小型カメラの普及が背景にあると指摘されている。警視庁は、盗撮行為に対する取り締まりを強化しており、公共の場での警戒を呼びかけている。
また、盗撮行為は被害者のプライバシーを侵害する重大な犯罪であり、社会全体での意識向上と防止策の強化が求められている。
- 国土交通省の41歳男性職員が、東京駅構内のコンビニで女性のスカート内を盗撮しようとし、現行犯逮捕された。
- 容疑者はスマートフォンを使用し、レジに並ぶ女性の背後から撮影を試みた。
- 近くにいた男性利用者が不審な行動に気づき、容疑者を取り押さえた。
- 警視庁はスマートフォンの解析を進め、余罪の有無を調査中。
- 国土交通省は「誠に遺憾」とコメントし、厳正な対応を表明。
- 公共の場での盗撮事件が増加しており、社会全体での防止策が求められている。
この事件は、公共の場での安全確保と、国家公務員の倫理意識の向上の重要性を改めて浮き彫りにした。今後、再発防止に向けた具体的な対策と、信頼回復への取り組みが注目される。