堀場さち子、シングルマザー元議員が再挑戦 しがらみのない教育改革を京都から

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堀場さち子、シングルマザー元議員が再挑戦 しがらみのない教育改革を京都から

シングルマザーとして2人の子どもを育てながら、元衆議院議員として国会の最前線で活躍してきた女性が、再び国政に挑みます。チームみらい比例近畿ブロック・京都1区重複公認候補の堀場さち子氏は、学校現場で働いてきた経験から、社会の変化に追いつけていない教育現場の危機を痛感し、政治家の道を選びました。2021年に日本維新の会から初当選し、2024年に落選。その後2025年4月に維新を離党し、約1年無所属で活動を続けてきました。46歳の彼女が、なぜチームみらいから再び国政に挑むのか。その背景には、未来を生きるこどもたちのために「しがらみのない政治」を実現したいという強い思いがありました。

元衆議院議員、しがらみのない政治を目指して再挑戦


堀場氏は1979年3月24日、北海道札幌市に生まれ、父が会社を経営していた京都府京都市南区で育ちました。京都聖母学院小学校、中学校・高等学校を経て、フェリス女学院大学国際交流学部を卒業。同大学大学院国際交流研究科博士前期課程を修了しました。修士課程の途中で韓国に留学した経験も持ちます。

「未来を生きるこどもたちのために、しがらみのない政治を実現したい」
「この子たちが大人になったとき、今の教育のままで仕事があるんだろうか?」
「朝は子どものお弁当をつくってから選挙活動に向かいます」

修士課程修了後、伊藤忠商事子会社のIFAに勤務しましたが、流産を機に退職。東京都の小中学校の特別支援教室専門員を経て、アンガーマネジメントの講師を務めました。2021年6月3日、次期衆院選に京都1区から日本維新の会公認で立候補すると表明。同年10月の第49回衆議院議員総選挙では、小選挙区で自由民主党の勝目康氏に敗れたものの、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活し、初当選しました。

今回の選挙に挑戦すると決めたとき、あらためて未来から逆算して今やるべきことを考えることができる政党は、チームみらいしかないと確信したといいます。党首の安野貴博氏は「堀場さんの向いている方向は、チームみらいの目指す場所と重なっています」と語ります。

シングルマザーの当事者として届けられる声


堀場氏は現在46歳で、2人のこどもを育てるシングルマザーでもあります。一人親として子育てをする中で、世の中のしんどいことをたくさん肌で感じてきました。でも、その当事者としての痛みを知っているからこそ、政治家としてできることがあると考えています。

日本には女性の衆議院議員が少ないという課題があります。堀場氏が議員だった当時は、女性議員の比率は1割にも満たない状況でした。日本の衆議院という場所は、まだ圧倒的な男性社会です。特に一人親の当事者という視点は、国会の中では極めて少数派です。だからこそ、女性の当事者としての声を届けなければいけないと堀場氏は訴えます。

コロナ禍で決定的になった教育現場の危機感


堀場氏が政治家を目指したきっかけは、学校現場で働いていた経験にあります。こどもたちは本当にかわいくて、可能性がある存在です。でも、現場にいればいるほど、さまざまな課題を目の当たりにします。世の中は今、AIが進化し、テクノロジーが劇的に変化する時代です。それなのに、学校で行われている教育は、堀場氏が子どもの頃からほとんど変わっていません。

その危機感が決定的になったのがコロナ禍でした。学校現場はパニックになり、オンライン授業を配信しようにも機材もノウハウも何もない。そこでようやくGIGAスクール構想で1人1台端末が配られましたが、現場は大混乱です。堀場氏はその混乱の最前線にいて、国全体の教育の方向性と仕組みを、テクノロジーに合わせてアップデートしなければならないと痛感し、衆議院議員という道を選びました。

テクノロジーで教育をアップデート


チームみらいが掲げる教育の個別最適化(オーダーメイド教育)について、堀場氏は強く共感しています。1人1台のタブレットは、単なる学習だけのツールではありません。たとえば、「今日の気持ちを顔アイコンで入力する」といった仕組みがあれば、こどもの心の変化に、大人がいち早く気づける可能性が広がります。

日本では、不登校の子もとても増えています。自分の意志で選択する積極的な不登校もあれば、本当は行きたいのにしんどくて行けない消極的な不登校もあります。今の先生方はあまりにも多忙で、一人ひとりの顔色の変化をすべて把握するのは物理的に不可能です。でも、テクノロジーを正しく使えば、そのサインを拾い上げることができます。人が集まるリトル社会としての学校のよさと、デジタルの効率性を掛け合わせる。それがこれからの教育には重要だと堀場氏は考えています。

国会で手を動かして法律をつくった経験


衆議院議員1期目のときは本当にハードな毎日でした。内閣委員会を中心に、文部科学委員会、地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会などを兼任し、さらに党の政調部会長として政策立案の責任者も務めました。閣法(政府提出の法律案)の是非を判断し、党内の承認を取り、他党との調整を行う。さらには内閣委員会理事として、委員会運営の舵取りも経験しました。

立憲民主党と6つの法律案を共同でつくったとき、そのうち3本がこどもに関するものだったので、堀場氏が責任者として実務者協議を行いました。会議室での正式な議論はもちろんですが、委員室の隣にあるソファで、休み時間に「ここの書きぶりはどう?」「ここは譲れないけれど、こう変えるなら合意できる?」と、泥臭い交渉を積み重ねるのです。それぞれの党には後ろに支援組織があったりして、大人の事情でこの言葉は使えない、といった壁に何度もぶつかります。でも、向いている方向は同じなので、実現のためにみんなでウンウン唸りながら落とし所を探っていきます。

教員の働き方改革と出産の無償化


堀場氏が今後政治家として実現したいことの筆頭は、教員の働き方改革です。大切な仲間の中には、教育への情熱がありながら、過酷さゆえに休職したり、志半ばで辞めていったりした先生たちがいます。彼らの無念と言い換えてもいいほどの思いが、堀場氏の原点にあります。

解決策は分かっているのに、なかなか遅々として進まない。教職員定数(法律で定められた教員の配置数)は変えていかなければいけません。それから、教育現場のDXも必要です。東京都の市部でさえ、いまだに紙のタイムカードで出退勤を打刻している学校があります。ICカードをかざして通過したらログが残るような仕組みは、技術的にはもちろん可能です。なぜそれが広がらないのか。それは、予算の壁だけでなく、技術革新に対して消極的な空気が現場にあるからです。

出産の無償化と支援メニューの拡充にも取り組みたいといいます。堀場氏は1期目の予算委員会で、当時の岸田総理に「お子さんが生まれたとき、どう思われましたか?」と質問したことがあります。総理は「生命の誕生に感動した」と答えましたが、堀場氏は「私は痛かったです!」と伝えました。逆子のため帝王切開でしたが、下半身麻酔の太い針を刺される痛み、産後の体調不良、一人目と二人目での出血量の違い。出産は人によって、時によってまったく違うのです。それなのに「出産は病気じゃないから」という理由で、支援に制限がかかったり、謎のプレッシャーをかけられたりします。

手を動かす力と圧倒的な現場感


安野氏が堀場氏を推す理由は2つあります。第一に、圧倒的に自ら手を動かす人であるという点です。実はチームみらいも「手を動かす」ということを一つのバリューとして掲げています。政治の世界でも、実務者間で現場の課題を擦り合わせ、法律という形に落とし込むために手を動かすということが非常に重要です。堀場氏は国会の中ですでにそのプロセスを経験してきたという実績があります。

第二に、圧倒的な現場感です。2人のお子さんを育てるシングルマザーとしての視点、そして学校現場で働いてきた経験。知識として知っているだけでなく、現場を分かっている当事者としての肌感覚があります。これらは、現在のチームみらいが力を入れている子育て・教育政策において、欠かせないピースです。

堀場氏は今回、一人親としてこの選挙を戦います。かつての政治の世界では「朝6時から駅に立ち、夜中まで活動するのが正義」とされてきました。でも、それを一人親がやろうとすれば、子どもとの時間を完全に犠牲にしなければなりません。堀場氏は、朝は子どものお弁当をつくってから選挙活動に向かいます。「堀場は駅に立っていない」とお叱りを受けるかもしれませんが、仕事と育児を両立させている皆さんと、同じ感覚のままで政治の舞台に立ちたいのです。

チームみらいは2026年1月27日に公示された衆議院選挙で15名の候補者を擁立しています。堀場氏は比例近畿ブロック・京都1区重複の公認候補として、教員の働き方改革、教育のテクノロジー化、出産支援の拡充に挑む決意を表明しています。

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2026-02-01 17:35:05(うみ)

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