2025-08-06 コメント投稿する ▼
麻生太郎氏、沈黙破り“次の一手” 進次郎農水相と異例の会談 ポスト石破をめぐる布石か
“沈黙の実力者”麻生太郎が再び動いた
自民党の麻生太郎・最高顧問が8月6日、小泉進次郎農林水産大臣と国会内で約35分間の会談を行った。この時期の麻生氏の動きは、党内関係者の間で大きな注目を集めている。表向きはコメ政策についての意見交換とされているが、実際には石破茂首相の下で混乱が続く党内情勢に対する“麻生の戦略的関心”がにじんでいたと見る向きが多い。
麻生氏は過去の政権運営や財務・外交分野で長年にわたって影響力を保ち、現在は派閥の枠を超えた「実力者」として自民党の要所ににらみを利かせている。その麻生氏が、小泉氏という次世代の象徴的存在と会談した意味は小さくない。
「麻生さんが本気出すと、党内の空気が一気に変わる」
「進次郎に期待してるというより、誰を“使える”か測ってるんだろうな」
「麻生の動き=何か起きる兆し、これは昔からの自民党の“あるある”」
「石破首相が不安定だから、長老が仕切りに入ったんじゃ?」
「麻生さんはこういう時、静かに“刺す”から怖い」
「ポスト石破」巡り思惑交錯 次の“顔”を探る麻生の視線
石破政権の支持率が低迷し、参院選の敗北を受けて党内がざわつく中、「ポスト石破」をめぐる水面下の動きが活発になっている。麻生氏にとっては、派閥の論理だけで動けない今の自民党において、次のリーダーを「選び、育てる」立場にあるとも言える。
今回の会談相手である小泉氏は、発信力に優れ、国民的人気もあるが、政策遂行力や党内調整力には不安も残る人物。麻生氏が彼と直接対話を持ったことは、「候補の一人として観察している」という意思表示に等しい。
しかし、単に後継者選びというだけでなく、麻生氏には「党の秩序の回復」というもっと大きな狙いもあるとされる。石破首相の下で、党内が分裂含みの状態にある今、麻生氏は“安定感ある屋台骨”としての役割を再び担おうとしているのかもしれない。
“コメ政策”を名目に揺さぶる 党内主導権争いの一端か
会談では農水相が主導する「コメ増産政策」についても話し合われたが、これは単なる政策談義というより、次の主導権を誰が握るかという“試金石”にもなりうる。
農業政策は地方票を動かす力を持つ。特に、石破政権が掲げるスマート農業や新品種開発支援には、農村の不信も根強く残っている。麻生氏がこのタイミングで農水相と対話することで、「地方の声を代弁できる自民党」の体制づくりを模索している可能性もある。
一部関係者は、「麻生氏は“裏”で党再建の戦略を描いており、若手や中堅の議員に“再教育”を施している」と語る。長年の政治経験に裏打ちされた“老獪な調整力”こそが、今の自民党に欠けている要素だとする声もある。
石破政権に冷ややかな視線 麻生の本音とは
石破首相は憲法改正やスパイ防止法の整備を掲げてはいるものの、党内には「現実離れしている」との批判もある。また、減税政策への及び腰、外交の弱腰対応など、支持層からの不満も高まっている。
こうした中で麻生氏が再び政治の最前線に立つことは、「軌道修正」の象徴ともなり得る。もちろん自身が表に立つつもりはなくとも、「次」をどうコントロールするかという視点で動いているのは間違いない。
「石破では党がまとまらない。麻生がいるからギリギリ保ってる」
「麻生さんが前に出る時って、政権交代の準備に入った証拠」
「もう一度、麻生主導で骨太な政治に戻してほしい」
「石破政権が続くくらいなら、麻生政権のほうが100倍マシ」
高齢ながらも、その政治的嗅覚と存在感は今も党内随一。今後、小泉氏に限らず誰が「ポスト石破」の有力候補として頭角を現すにせよ、麻生氏の“裁可”なくしては進まないという現実が改めて浮き彫りになってきた。