2025-07-17 コメント: 1件 ▼
麻生太郎氏「立憲共産党に政権任せられるのか」 政権枠組み示さぬ野党に「無責任」と痛烈批判
「どうやって内閣を作るのか」麻生氏が野党に痛烈な一撃
自民党の麻生太郎最高顧問が7月17日、岐阜県大垣市の集会で演説を行い、立憲民主党に対し「政権の枠組みが不透明すぎる」と厳しく批判した。
麻生氏は、「立憲民主党は共産党と組んで『立憲共産党』の内閣にするのか。国民民主党や参政党が乗るとは思えない」と述べ、具体的な連立構想すら示せない野党の姿勢を「あまりにも無責任だ」と断じた。
今回の発言は、政権選択選挙としての意味合いを強調するもので、「単なる反自民」だけでは政治を託せないという国民の不安を代弁したかたちだ。
「“立憲共産党”って一言で本質突いてる」
「政権批判だけで、代案も枠組みもない野党に国は任せられん」
「共産党と組むのか、組まないのか、それすら曖昧」
過半数確保へ「数の力」訴え
麻生氏は続けて、「仕事をさせてもらうには間違いなく数が必要だ」と述べ、参院選で与党が過半数を確保する必要性を強調した。
政権担当能力だけでなく、実行力を支える議席数の確保こそが、政治の安定と国民生活に直結すると訴えた。
自公政権は近年、野党の分断や候補者乱立により参院でも比較的安定した議席を維持しているが、今回は激戦区が多く、特に都市部では票割れが懸念されている。
そのなかで、ベテランの麻生氏が前面に立ち「政権を託す相手としてふさわしいのは誰か」と問う姿勢を打ち出した意義は大きい。
「反対ばっかりで“誰とどうやるか”を一切語らない立民」
「確かに“数”がなきゃ政策なんて何一つ通らない」
立民の“逃げ”と、与党の“責任”
麻生氏が指摘したのは、単に野党批判ではない。「もし政権を取るつもりなら、どの党と、どんな政策で、誰を首相に据えるのか。それを語れ」という、民主主義における責任の問いかけだ。
立憲民主党は、選挙のたびに共産党と選挙協力を行いながらも、政権構想では共産党との距離を強調するという“ダブルスタンダード”を繰り返してきた。
選挙の直前だけ「共闘」し、当選後は「理念が違う」と切り捨てるような姿勢に、有権者の不信感が広がっているのは事実だ。
一方の与党は、政策実行という“責任”を伴う立場にある。批判の声を受けながらも、安全保障、経済、外交といった現実的課題に対処し続けなければならない。麻生氏の発言は、その立場からの「現実的な政権選択を」というメッセージでもある。
「結局、立民は“反自民”しか言わないから支持が広がらない」
「誰が首相で、どの党と連立するのか言えない時点でアウト」
政権担当能力を問う選挙に
野党が「反対のための反対」を続け、国民の信頼を得られないままでは、政治は停滞し、対案も改革も前に進まない。
麻生氏の言葉は、派手さはなくとも「政権を担う覚悟」を持った政治家の視点として、有権者に問いかけている――「本当に任せて大丈夫か?」と。
今回の参院選は、「批判で終わるか、前に進めるか」という選択でもある。