岸田・麻生・茂木の再結集は政界再編の前兆か?参院選・連立を巡る3時間の会食に注目

岸田・麻生・茂木の再結集は政界再編の前兆か?参院選・連立を巡る3時間の会食に注目

岸田・麻生・茂木の“政局会食”再び 参院選・連立拡大を視野か


自民党の麻生太郎最高顧問、岸田文雄前首相、茂木敏充前幹事長の3人が、5月28日夜に東京都内の日本料理店で会食を行った。およそ3時間にわたる夕食会では、今夏の参院選後の政権のあり方や連立の可能性を含め、政局全体について突っ込んだ意見交換がなされたとみられている。

「三頭政治」再び?再結集する元政権中枢


かつて“岸田政権の屋台骨”とされたこの3人は、岸田氏の総理時代には政権の意思決定において中心的な役割を果たしていた。政界では「三頭政治」と称されるほどだったが、昨年の総裁選での対応は割れており、麻生氏と茂木氏が高市早苗氏を支持する一方で、岸田氏は石破茂氏に近づく姿勢を見せていた。

その後も関係修復が取り沙汰されていたが、今回の会食は3月に続くものであり、選挙を見据えた連携強化を印象付ける動きと見る向きもある。

参院選をにらんだ布石 連立の可能性も議論か


茂木氏は会食後、記者団に「政権の形について3人で連携していく意思を確認した」と語った。表向きは穏やかな発言だったが、水面下では次の参院選後の政権構想、特に非自民との連携や連立の拡大などを視野に入れた話し合いがあったとされる。

現在の石破政権に対して、党内の一部には不満も根強く、特に旧岸田派を中心に次期総裁選や政権交代への動きが活発化しつつある。こうした中で、かつての政権中枢が再結集する動きは、党内情勢を見通すうえで無視できない展開だ。

ネット上では冷ややかな視線も


この3人の会食に対して、ネットユーザーからはさまざまな声が上がっている。とくに、物価高や社会不安が続く中での“政局ごっこ”には厳しい意見も少なくない。

「国民は生活に困ってるのに、政治家は飯食って政局談義か」
「また三頭政治?そんなに自分たちで国を回したいのか…」
「連立拡大って、また公明党以外と組むの?一貫性ないね」
「茂木さん、連携って言っても結局は自分のポスト狙いでしょ」
「参院選の前にこういう会食報道が出ると不信感が増すだけ」


政治家同士の動きが政局中心に見えてしまうのは、物価高や安全保障不安など生活課題が山積している国民の目には当然のことだろう。

政界再編の兆しか 注目される今後の動き


岸田氏は政界引退説が流れる一方で、ここに来て水面下での再起動を図っているとの観測もある。今回の会食は、単なる旧友同士の集まりではなく、自民党内の再編、そして日本政治全体の構造変化を見据えた動きの一部と見ることもできる。

参院選を終えたあと、自民党がどのような体制で政権を維持しようとするのか。連立拡大か、政界再編か、あるいは岸田氏の再登板か。鍵を握るのは、今回の“3人”であることは間違いない。


* 麻生・岸田・茂木の3人が都内で約3時間の会食
* 岸田政権時代の中枢メンバーであり、再結集の可能性が浮上
* 夏の参院選後をにらみ、連立拡大や政権構想を議論か
* ネット上では「政局優先」とする批判が相次ぐ
* 岸田氏の再登板や政界再編の動きに注目集まる

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2025-05-29 09:51:15(植村)

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