2026-01-29 コメント投稿する ▼
永岡桂子、組織戦で攻勢 茨城7区で中村勇太と因縁再戦の衆院選
両陣営の対決は、永岡氏と中村氏の父である元建設大臣・中村喜四郎氏の時代から続く因縁の構図で、地域では「家同士の戦い」とも受け止められています。 永岡氏は演説で、「私は高市早苗の本当の友として、また支える人間として、何が何でも小選挙区で勝たなければいけない」と語り、強い決意を示しました。 後援会名を「喜勇会」と改め、世代交代と独自色を打ち出そうとしています。
組織戦を前面に永岡桂子氏が攻勢 茨城7区は因縁の再戦
2026年2月8日投開票の衆院選茨城7区では、自由民主党(自民党)前職の元文部科学大臣・永岡桂子氏と、無所属前職の衆院議員・中村勇太氏が、前回と同じ顔ぶれで再び激突しています。両陣営の対決は、永岡氏と中村氏の父である元建設大臣・中村喜四郎氏の時代から続く因縁の構図で、地域では「家同士の戦い」とも受け止められています。
永岡氏は、選挙区内の全首長や地方議員の支援を固め、いわゆる組織戦を徹底しています。長年にわたり政権中枢と近い立場で活動してきた実績を前面に出し、「国と地域を結ぶ役割」を強調する戦略です。
麻生太郎副総裁も応援、永岡氏は実績を強調
1月29日、茨城県古河市で行われた演説会には、県議、市議、業界団体関係者らが集まりました。永岡氏は今回の衆院選を、高市早苗氏を中心とした政権運営への信任を問う選挙と位置付け、ガソリン減税や子ども1人当たり2万円の給付などの政策を紹介しました。
永岡氏は演説で、「私は高市早苗の本当の友として、また支える人間として、何が何でも小選挙区で勝たなければいけない」と語り、強い決意を示しました。前回選挙では中村氏に敗れ比例復活となっただけに、今回は小選挙区での勝利に並々ならぬ意欲を見せています。
利根川の堤防整備など、具体的な地元実績を挙げながら、「首長の要望に応えるため、予算を取ってくるのは誰なのか」と問いかけ、経験と実行力を強調しました。同日の別会場には自民党副総裁・麻生太郎氏も駆け付け、永岡氏への支持を明確にしました。
中村勇太氏はバイク遊説、草の根で対抗
一方の中村氏は、父・喜四郎氏が築いた後援会を引き継ぎつつ、バイクで地域を回る遊説を続けています。後援会名を「喜勇会」と改め、世代交代と独自色を打ち出そうとしています。前回選挙後に行った国政報告会は約400回に上り、地元密着を最大の武器としています。
中村氏は演説で、自身の当選が「中村喜四郎の息子だから」と見られている現実に触れた上で、「この状況に甘んじてはいけない。順番が逆かもしれないが、当選してから日本で一番努力しようと覚悟を決めた」と語りました。世襲批判を意識しつつ、自らの姿勢を訴える場面が目立ちます。
「結局は実績をどう残したかが問われると思う」
「地元に顔を出し続ける政治家であってほしい」
「親の名前より本人の仕事を見たい」
「国と太いパイプがある人はやっぱり強い」
「最後は信頼できる人に入れるだけです」
問われるのは国政との接続力 有権者の判断軸
今回の茨城7区の争点は、世代交代か経験重視かという単純な二項対立ではありません。国政での影響力を背景に、予算確保や制度設計に関われるかどうかという「接続力」が、現実的な判断材料として浮上しています。
永岡氏は7期の国会経験と閣僚歴を武器に、中央と地方を結ぶ役割を明確に示しています。物価高対策としての減税や財政出動を急ぐ必要性を訴え、政策実行力を前面に出す姿勢は、有権者の生活実感に訴えるものです。組織力を背景にした永岡氏と、草の根活動で浸透を図る中村氏の対決は、投開票日まで緊張感のある展開が続きそうです。