2025-08-18 コメント投稿する ▼
岸田前総理、旧派閥議員と会合 石破政権続投下で党内情勢を協議か
岸田前総理、旧派閥議員と会合
自民党の岸田文雄前総理大臣は18日夜、東京都内のホテルで旧岸田派に所属していた参議院議員らと会合を開いた。会合は2時間余りに及び、7月の参議院選挙で当選した議員の慰労を名目として行われたが、石破茂総理大臣が続投の意向を繰り返し示す中で、党内情勢についても意見交換が行われたとみられている。
会合には、松山参議院議員会長や宮沢洋一税制調査会長に加え、林芳正官房長官も同席。党内の重鎮や政策に影響力を持つ面々が集まったことで、単なる慰労会以上の意味合いを持った場となった可能性が高い。
「旧派閥が再び動き出しているのでは」
「石破続投の中で、岸田前総理がどう動くか注目」
「派閥解消したはずなのに結局まとまっている」
「慰労名目でも裏では人事や路線の話があるだろう」
「岸田前総理が再び影響力を示す兆しでは」
石破政権下での党内動向
石破総理は続投の意向を明確にしており、与党内ではその体制が既成事実化しつつある。一方で、自民党内には旧派閥ごとのつながりが依然として強く、今回のような集まりは党内バランスの変化を映す鏡とも言える。
特に税制や外交安全保障など、政策面で大きな影響力を持つ人物が同席したことから、今後の政策運営や党内での意見形成に影響を及ぼす可能性がある。石破政権に対して直接的な対抗軸を打ち出すものではなくとも、旧派閥メンバーの連携は党内調整で一定の存在感を保つ狙いがあるとみられる。
岸田前総理の立ち位置
岸田前総理は政権を退いた後も、外交や財政政策に関する発信を続けている。今回の会合も、旧派閥人脈を基盤に影響力を維持しようとする姿勢の一端と映る。派閥解消を掲げた自民党であっても、旧来のつながりは根強く、今後の人事や政策判断でこうしたグループがどう動くかは注視すべき点である。
石破政権が安定した基盤を築く一方で、党内の多様な声が再び集まり始めている。岸田前総理がその調整役となるのか、それとも将来の再登板を視野に存在感を示そうとするのかは、今後の政治日程の中で浮き彫りになっていくだろう。