2025-09-01 コメント投稿する ▼
日本大和党が初の街頭演説へ 河合ゆうすけ氏、蕨駅で移民問題訴えと「警備隊」活動
日本大和党が初の街頭演説 河合ゆうすけ氏が移民問題を訴え
戸田市議選で歴代最多得票を獲得しトップ当選した河合ゆうすけ氏(日本大和党)が、9月2日19時から蕨駅西口で同党として初の街頭演説を行うとSNSで告知した。テーマは「移民問題への危機意識」で、演説後には「大和警備隊」と称するグループが駅周辺のパトロールを実施するという。
「移民に危機感を持つ人は確かに多い」
「警備隊と称する活動は治安維持か、それとも排外的か」
「演説とパトロールを結びつけるのは政治活動として異例」
「参加自由というがトラブルにならないか心配」
「移民政策を語るなら数字や制度面を冷静に示すべき」
街頭演説とパトロールのセット告知
河合氏の投稿によると、演説後20時から「大和警備隊」が蕨駅周辺をパトロールする予定だという。SNS上では支持層から賛同の声がある一方で、活動の性質を疑問視する意見もある。「警備」と称しても公的権限を持たない市民活動に過ぎず、治安維持を掲げる行動が移民や外国人住民に対する圧力や排斥につながらないか懸念されている。
移民政策をめぐる国民の不安
日本では人口減少と労働力不足を背景に外国人受け入れ拡大が進むが、地域社会との摩擦や文化的衝突も指摘される。蕨市や川口市など埼玉県南部は外国人住民比率が高く、移民政策の是非をめぐる議論が強い地域でもある。河合氏がこの地で演説を行うのは、問題意識を前面に打ち出す狙いがあるとみられる。
市民活動と政治の境界線
「大和警備隊」と称する活動は、治安維持を掲げながらも政治的なメッセージを帯びており、行政や警察との役割分担が不明確だ。市民の安全を口実に排外的行為へと転じる懸念もあり、政治活動と治安活動の境界線が問われている。
移民問題と治安対策をどう両立するか
河合氏の動きは、移民政策に対する国民の不安を背景に支持を集める一方、排外的と受け止められるリスクも大きい。移民や難民は日本の文化や法を遵守することが前提であり、政治家は冷静な制度設計や実効性ある治安対策を示す責任がある。数や制度を無視した感情的訴えや「警備隊」活動に頼るのではなく、国民生活を守る具体策こそ求められている。