2025-03-10 コメント投稿する ▼
「自民党は完全に壊れた」小沢一郎氏、杉田水脈氏の参院選擁立を痛烈批判
小沢氏は一般紙の報道を引用し、「石破総理は少しはマシなのではないか、と期待する人もいただろう。だが、これを見てそうした人々も言葉を失ったはず。自民党は完全に壊れた。失ったのは『良識』。だからこそ自民党は政権も失うべき。刮目を。投票へ」と投稿し、有権者に今夏の参院選での投票を呼びかけた。
杉田水脈氏の過去の問題発言と処分歴
杉田氏は2023年、アイヌ民族や在日コリアンへの差別的言動が法務当局から人権侵犯と認定された経緯がある。さらに、派閥裏金事件で党役職停止6カ月の処分を受け、昨年10月の衆院選への立候補を見送った。
自民党内の公認候補選考と反応
自民党は7月25日、来夏の参院選で擁立する第1次公認候補者45人を決定した。その内訳は、選挙区28人(現職25人、新人3人)、比例代表17人(現職11人、新人6人)である。杉田氏の公認に際し、選考過程で差別的言動が問われなかったことが報じられている。
小沢氏は、石破茂首相に期待していた人々も今回の決定に言葉を失っただろうと指摘し、自民党の「良識」の欠如を批判した。また、自民党は政権を失うべきだと主張し、有権者に投票を呼びかけている。