武田良太・元総務相が旧二階派中心に「総合安全保障研究会」発足 自民党の派閥復活議論に

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武田良太・元総務相が旧二階派中心に「総合安全保障研究会」発足 自民党の派閥復活議論に

自由民主党(自民党)の武田良太・元総務大臣は、旧二階派(志帥会)のメンバーを中心に「総合安全保障研究会」と名付けた新たな政策グループを立ち上げました。初会合には衆参の国会議員22人が出席し、今後は毎週木曜の昼に定例会合を行う方針です。武田氏は「昭和から引きずった旧来の派閥形態とは決別する」と強調し、政治団体としての登録はしない考えを示しています。

裏金問題で「二度と復活させない」と宣言されてから約2年での再集結


この研究会の発足を理解するには、背景から整理する必要があります。2024年の政治資金収支報告書への不記載(いわゆる裏金)問題が表面化したことを受け、自民党は同年3月の党大会で採択した運動方針の中に「派閥を二度と復活させない」と明記しました。その後、旧安倍派・旧茂木派・旧岸田派・旧二階派など5つの派閥が相次いで解散届を提出し、唯一残ったのが麻生太郎副総裁率いる麻生派(志公会)でした。

しかし、2026年2月8日の衆院選で自民党が歴史的な大勝を収め、66人もの新人議員が誕生したことで状況が変わります。新人議員にとっては「作法を教えてもらいたい」という心理的な需要が生まれ、これが各グループへの参加を後押しする力になりました。唯一の正式派閥として残っていた麻生派には衆院選後に新人議員が多数入会し、公示前の43人から60人に大幅に拡大しています。こうした流れが他の旧派閥の元メンバーを刺激し、グループ再結集の動きに拍車をかけました。

武田氏自身も2024年の衆院選では旧二階派の裏金問題を受けて比例との重複立候補が認められず落選していましたが、2026年2月8日の衆院選で約2万票差をつけ議席を奪還し、国政に復帰した直後の2026年3月5日に研究会を発足させました。武田氏は旧二階派の事務総長を務めていた人物で、二階俊博氏の後継的な立場として旧メンバーの結集を主導しています。

「議員立法を本当に結実させるなら応援するけど、総裁選に向けた数合わせにしか見えない動き」
「裏金問題から2年も経ってないのに、また同じ顔ぶれで固まるの?政治改革って何だったのか」
「形は研究会でも中身は派閥でしょ。看板を変えただけで国民を舐めてるとしか思えない」
「安全保障の勉強をするのはいいけど、政治団体の登録をしないだけで資金は集まるんだよね」
「武田さんが言う『日本政治のロールモデル』が本当に旧来の派閥と違うなら、具体的な成果を見せてほしい」

「政治団体は作らない」議員立法に特化する姿勢を強調


武田氏は研究会の性格について「昭和時代の派閥のやり方はもう受け入れられない。世間からも若い議員からも」と認め、旧来の派閥との違いを明確に打ち出そうとしています。具体的には政治団体としての登録をせず、資金管理を伴う従来型の派閥運営とは一線を画するとしています。

研究会の活動内容は外交・防衛にとどまらず、食料安全保障やエネルギー安全保障、国土強靭化(国の基盤を強固にすること)など幅広い政策テーマを扱います。また武田氏は「今の国会は閣法(内閣が提出する法案)ばかり。立法府の人間として法律を産んでなんぼというのが責務だ」と述べ、議員立法(国会議員自らが提案する法律)の推進を研究会の核心的な使命と位置づけています。

初会合は旧二階派メンバーが中心でしたが、小林鷹之・政務調査会長は参加しませんでした。武田氏は「門戸を広げたい」と述べ、新人議員にも広く参加を呼びかける方針です。二階俊博氏の政治哲学として「政治は1人ではできない」という考え方を引き継ぐ姿勢も示しました。

自民党内では麻生派が独走 旧派閥グループの水面下再結集も加速


武田グループの発足は、自民党内で加速する「グループ再結集」の動きの一つに位置づけられます。麻生派が「党内唯一の正式派閥」として60人規模に急拡大したのを横目に、旧安倍派では萩生田光一・幹事長代行や西村康稔・選挙対策委員長が若手・新人の囲い込みを進め、茂木敏充・外務大臣も旧派閥の関係議員と頻繁に会合を重ねているとされます。石井準一・参院幹事長もグループ立ち上げを計画していると報じられており、参院側でも旧派閥横断的な再結集が進む見通しです。

「二度と復活させない」と明記したはずの自民党が、衆院選大勝からわずか1カ月あまりで研究会・グループ発足ラッシュとなっている現実は、政治改革への約束がどこまで真剣に受け止められていたかを改めて問い直しています。「政策集団」と「旧来の派閥」の違いを国民が納得できる形で示すには、政治資金の透明性の確保と、議員立法を含む政策立案の成果を実際に示していくことが不可欠です。武田研究会がその先駆けとなれるのかどうか、国民は厳しい目で見続けています。

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まとめ
  • 武田良太・元総務大臣が旧二階派(志帥会)中心の「総合安全保障研究会」を発足
  • 初会合に衆参国会議員22人が出席、毎週木曜の昼に定例会合を行う方針
  • 政治団体登録はせず、「旧来の派閥とは決別」を強調
  • 議員立法の推進を核心的な使命と位置づけ、食料・エネルギー安保や国土強靭化も議題に
  • 小林鷹之・政調会長は初会合を欠席、門戸は新人議員にも広く開放予定
  • 2024年の裏金問題で「派閥二度と復活させない」と宣言してから約2年での再結集に批判的な見方も
  • 麻生派は衆院選後に60人規模に急拡大、旧安倍派・旧茂木派なども水面下でグループ活動を加速

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2026-04-02 17:53:35(藤田)

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